2007年8月の山行
飯 縄 山 ・ 戸 隠 山


蟻の戸渡・剣の刃渡

  《山行報告=会山行》
飯縄山~戸隠山

実施日:2007年8月11日(土)~12日(日)
参加者:男性4名


11日(土)晴れ
我孫子(4:25)―――柏IC―――(外環)―――(上信越長野自動車道) ―――上田菅平IC―――(R18)―――坂城IC―――(10:00)豊田飯山IC―――(一般道)―――(11:00)飯縄登山口(11:15)==南登山道==(12:25)駒つなぎの場==(12:45)天狗の硯石==(13:05)西登山道分岐==飯縄神社==(13:50)飯縄山(14:15)==南登山道==(15:55)飯縄登山口―――戸隠キャンプ場(バンガロー泊)


12日(日)晴れ
戸隠キャンプ場(6:20)―――(6:30)奥社入口==参道==(7:10)戸隠神社奥社==五十間長屋==百間長屋==(9:20)蟻の戸渡り、剣の刃渡り(9:35)==(9:45)八方睨(10:00)==戸隠山==(12:20)一不動避難小屋==(12:30)氷清水==(13:40)戸隠牧場==蕎麦屋で昼食==(15:10)奥社入口―――信濃町IC―――(上信越長野自動車道)―――柏IC―――(22:00)我孫子


個人装備:寝袋、マット、雨具、サブザック、ヘッドランプ、行動食(3食分)、水、食器
共同装備:バーナー、コッヘル、食料、他
費用   :バンガロー5,000円、ガソリン代12,880円、高速料金15,750円、自家用車使用量他13,000円、入浴料2,400円、食事2回7,000円、食材他3,970円  計60,000円(15,000円/人)



戸隠山はH17年とH18年の2回会山行計画に入れてもらったが、いずれも天候が悪く中止となり、ようやく今回実施できることになった。1週間以上前から天気の心配は全くない。こんなに気を使わずに済んだ山行担当は初めてである。


飯縄山
8月11日(土)晴れ
今日は「黒姫山」を登る計画で、「黒姫大橋登山口」には9時前には着く予定であったが「上田菅平IC」と「坂城IC」の間で大事故があったようで2時間以上のロスとなり、「黒姫山」は諦め「飯縄登山口」を目指す。
バードライン沿いで登山口のトイレの有る大きな駐車上で着替えて歩きはじめる。非常に日差しがきびしい。間もなく最初の鳥居が見えてくる。鳥居を潜り「南登山道」に入ると木々が生い茂り日よけになった。Kさんが先頭を行く。かなりのハイペースで途中写真を撮っているとなかなか追いつけない。「駒つなぎの場」、「天狗の硯石」までは日陰の中を行くが、その先は日陰の無い急登になる。「西登山道分岐」を左に見て「飯縄神社」を過ぎ、ひと登りすると「飯縄山」に着く。眼下に登山口近くの「長野カントリークラブ」や「大座法師池」が見える。「飯縄山」は殆ど危険の無い山であるが標高は「戸隠山」より少し高い。頂上はさわやかな風が吹き心地良い。
「戸隠神社中社」近くのスーパーで買出しをして「戸隠キャンプ場」に行く。


戸隠山
8月12日(日)晴れ
今日は「戸隠山」に行くか「黒姫山」に行くか迷ったが「戸隠山」に行くことにする。
「戸隠神社奥社」に着きお参りをしてから「登山案内所」に登山届けを出す。「戸隠山」は初めてと話すと何枚も写真を出して「蟻の戸渡」の説明をしてくれる。巻き道は鎖がついているが、足元の笹や土が崩れてしまい、「蟻の戸渡」を馬乗りになって通るのが一番安全と教えてくれる。(這うのはザックが揺られ危険)神社の横から直ぐに急登が続く。両手両足を使って登る所が多く比較的楽に標高をかせげるが、どこを見ても垂直な岩ばかり。昔の人は信仰の為とはいえよくこんなルートを作ったものだと関心してしまう。「五十間長屋」を右に見て左の方に巻いて行く。未だ早朝だというのに日差しがきつい。間もなく「百間長屋」を過ぎ洞窟のような所(天狗の路地?)で一休みする。涼しい風が吹き心地が良い。間もなく鎖場が続く。難しい訳ではないがかなり長く続き不安になると腰がひけてしまい降りるのは大変であろう。しかしステンレス製のしっかりした鎖で安全だ。鎖のお陰で一挙に高度を稼げる。登りきった所で休憩する。西の方には2週間前に行った白馬岳がみえる。少ししてここは何処?と岩の向こう側をみると「蟻の戸渡」である。実物は写真や説明書より簡単そうに見える。いよいよMさんを先頭に「蟻の戸渡、剣の刃渡り」を渡り始める。Mさんは歩いて渡ってしまった。続いてKさん、Hさん、私と渡る。足場もあり、鎖もあり、思っていたより問題はないが、度胸だめしで滑落は御免だ。案内所で説明してくれた様に馬乗りになり難なく通過をし「八方睨」に着く。そこに居た女性が一人で今来た道を戻るという。亭主が高所恐怖症で「蟻の塔渡」を渡れず向こう側で待っているとのこと。暫くするとその女性が「蟻の戸渡」で立ち上がりそれを亭主がビデオカメラに収めていた。少し休憩してから「戸隠山」を通過して行く。何度も登ったり降りたりの道が続き高度計はいつまで経っても1900mである。どの説明書も「蟻の戸渡」のことばかり強調しており、渡りきれば終りという感覚でいたが、実際には、その後のほうがズット長くいやになってしまう。東側は切れ落ちており、2本脚で歩くとバランスを崩しそうで「蟻の戸渡」より長時間緊張させられた。西側には「高妻山」が聳えている。次ぎには行きたい山だ。「一不動避難小屋」のところでようやく高度計が低くなる。「氷清水」の水場でタップリ水を飲み「戸隠牧場」に降りる。


 
飯縄山 南登山道入口

天狗の硯石





飯縄神社

飯縄山山頂

戸隠キャンプ場 バンガロー

戸隠キャンプ場 オートキャンプサイト

垂直に近い鎖場の連続



蟻の戸渡

蟻の戸渡 眼下に鏡池

八方睨

高妻山


下に見えるのは戸隠神社奥社

氷清水

戸隠牧場 高妻山登山口の柵

戸隠牧場

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