山 行 報 告
■実施日:2010年1月16日(土)
■参加者:男性3名、女性8名 (計11名)
■行路・時刻:JR我孫子駅北口集合6:30
我孫子駅北口(6時30分発)~穴川IC~(北関東自動車道・館山自動車道)~鋸南保田IC~小保田バス停前(8:40)
小保田バス停前9:10-釜の台農道-嵯峨山-11:15水仙ピーク12:00-12:50バス停前
小保田バス停前(13時発)~保田漁協直営ばんやの湯(14時:30分発)~鋸南保田IC~千葉北IC~我孫子(16:45着)
■装 備:日帰り装備一式
■経 費:2,600円(2台で車移動)
嵯峨山(さがやま)は、千葉県安房郡鋸南町と富津市の境界にある山で、標高315.5m。房総丘陵の山の一つで、鋸山の東側にある。山の周辺は、日本水仙の栽培地で、頂上付近まで水仙が咲いている。三角点峰の西側にある標高300m強の山は、山頂にスイセンが咲いていることから、通称「スイセンピーク」と呼ばれている。12月下旬から2月上旬の水仙の咲く時期には多くのハイカーが訪れる。Wikipediaにはそう書かれている。
朝6時半、まだ暗い中を2台の車で我孫子駅出発、小保田バス停前には予定より20分程度早く着いた。途中、市原SAで貰った水仙の名所案内に依ると、この辺りは嵯峨山の水仙ピークの他、江月水仙ロードや、をくづれ水仙郷といった名所があるようだ。
早速、晴れ渡った中を歩きはじめた。水仙のお出迎えを受け、意識的なのか間違ってなのか、先ずは水仙畑に入り、花とその芳香を満喫した。水仙ピーク入り口まで登り、予定通り時計回りに、釜の台農道を目指すが、そこからはどこまで行っても下りで、皆が疑心暗鬼になった。標識がなく、迷いながらではあったが、途中、某放送協会の山の仲間が毎年、民家の前庭でやっているというバーベキューの場に出くわし、焼き芋を貰う人も居た。ただそこが登山道だとは・・・ 最後の登りで、何とか嵯峨山の頂上に辿り着きホッとした。ただ、見晴らしは良くなかった。
そこから少し下ると水仙ピークに着く。案内書には、南斜面が水仙の群落で埋め尽くされていると書かれていたが、まばらで、時期が少し遅かった証拠かもしれない。ただ、そこから見る房総の山々は、結構奥深い感を受けた。ここで日光を浴びながら、ゆっくり昼食。いろいろなおかずや、担ぎあげ皮をむいていただいリンゴなど、ご馳走の交換が続いた。
午後出発、急斜面にロープを張られた樹林帯を下りると、アッという間に水仙ピーク入り口に戻り、元来た道を下った。梅が咲き、河津桜と思われる桜の花が咲き、つつじまで咲いていた。振りかえると嵯峨山と思しきピークが見えた。
ほぼ下りたところで、ミニバンで季節の野菜や果物などを売っていた。新鮮で無農薬、安いということで、皆が買うことに集中、微笑ましい話だが、ザックを忘れる人もおられた。
2時間半程度の歩行だったので、予定通り、近くにある東京湾を眺める炭酸人工温泉保田漁協直営ばんやの湯に入って帰ることとした。計画時、時間があるので、帰りに温泉でもと思って地図で探したのだが、行ったことのある人もおられ、結構有名なようである。37~8度と少し温めのお湯に浸かるが、炭酸の為、後でホコホコとしてくる。後は昼食のやり直しで、金目の煮付けや魚介類を食べようと昼食を控えた一人だが、凄い込みようで食堂は40分待ち、諦めてお土産を買って、帰ることとなった。
帰りの道路も順調で、予定より1時間近く早く帰りつくことができた。今回が初めてのリーダーで、道が分からない時はリーダーが前に立って先導するものだ、といったお叱りのお言葉も頂戴し、良い経験になった。そして、天気も良く、行程もほぼ予定どおり、ゴルフじゃないけど、良いメンバーに恵まれ、十分楽しむことができた。
PS:山行後、参加者から多くのメッセージ交換がありました。夕食には、お土産の品々が食卓にのり、持ち帰られた水仙を目で見て香りを楽しまれたようです。
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登りはじめ、水仙畑をバックに |
水仙ピーク(3000m?) |
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水仙!可憐でした |
梅二輪 |
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河津桜らしい |
嵯峨山(丘?)天気は最高! |
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水仙と黄色がよく合っている |
ばんやで干している魚に群がる鳥と人 |
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