4月の山行

沼津アルプス(大平山から香貫山)



 

駿河湾をのぞむ




                            山 行 報 告

 
実施日:2010年4月11日(日)

参加者:男性1人、女性3人

費用:5160円(ホリデーパス+平塚~沼津往復、バス代)

行程
我孫子4:42-(日暮里)-5:27東京5:46-8:05沼津8:15-(バス)-8:40多比バス停・・・9:00登山口9:05・・(多比口峠)・・大平山9:40・・(多比口峠)・・(多比峠)・・鷲頭山10:40・・・11:00小鷲頭山(昼食)12:00・・(志下峠)・・(馬込峠)・・志下山12:30・・(志下坂峠)・・徳倉山13:20・・(横山峠)・・横山14:05・・(八重坂峠)・・15:05香貫山15:30・・黒瀬バス停15:59-(バス)―沼津駅16:22-16:42熱海16:51-東京―上野―我孫子
19:27

概要
アプローチが長いため我孫子を始発に乗り東京駅へ、そして東海道線に乗り換え沼津で下車する。
伊豆長岡行きのバスに乗り登山口の多比で降車。バス停から少し戻り登山道に向かって曲がるとすぐ案内板がある。登山口の山道まで白いペンキマークを辿って行く。道端にカンゾウを見つける。初めははゆっくり歩きだったのが急登となりそれを上りきると多比口峠に着く。

最初の山、大平山(おおべら山)への途中頂上に雲がかかったやさしい印象の富士山を見て、これで今日の山歩きの目的は半分達成の感をもつ。ピストンで多比口峠に戻り多比峠を通り最高峰鷲頭山(392m)に向かう。進行方向右手に富士山、振り向くと大平山が見える。

山頂はかなり広く大きな団体が休憩中。そのまま歩き小鷲頭山に到着。ここは富士山、青い海の駿河湾、沼津市街と眺めが素晴らしいので昼食休憩とする。次の徳倉山までは登ったり下ったりの繰り返しである。急な岩場を下るところもあり慎重に歩く。標高の割にハードな歩きが続く中、桜は花から葉桜に移る時期で一面に散りばめられた花びらにうっとりしたり、1本の根から6本の幹が伸びている珍しい桜の木を見つけたりと風情を味わう。

徳倉山の案内板には小さく“象山”と書いてあるがその時は何故そう呼ばれるのかわからなかった。(後で納得した。)徳倉山からクサリ付きの急坂を下りると横山峠に着く。案内板に「アト2山」の文字。また登り返して横山に着き、最後の山、香貫山へと急な箇所にロープが着いた下りをがんばって八重坂峠に到着。自動車道路を少し歩くと案内板があり道路を横切り頂上に向かう。

来し方を振り返ってみて地元の人が徳倉山を“象山”と呼ぶ訳がわかった。大きな象さんの形に見える。緩やかなのぼり坂が終って最終目的地香貫山頂に着く。市民の憩いの場となっていてたくさんの人が楽しそうに過ごしている。“何処から”と訊かれたので“千葉からです。”と答えると“良い山だからまた来てくださいね”とうれしい言葉をいただく。
整備のいきとどいた登山道を歩くと“沼津アルプス”は地元の人々に本当に親しまれ大事にされ、愛されている山だと実感する。



鷲頭山山頂
新緑の中、足並みを揃えて
根元から6本の幹が出ている桜の木
徳倉山の手前で、記念に一枚
「象山」とよばれている徳倉山

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