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ピラタスロープウェーを降りて歩き始めて間もなくのところから振り返り見た縞枯山の方面。
右側のピークが縞枯山、左上のくびれ部分が
雨池峠。
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北横岳山頂から見た南八ヶ岳方面。 |
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亀甲池畔のうっそうとした登山道。倒木が多く、幹径15センチ程度のオオシラビソの幼木が密生していた。右側が池。
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亀甲池を隔てて仰いだ北横岳の峰(北横岳の山頂は写真の右上延長上)。約400メートルの落差を下ってきたばかり。 |
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双子池(雄池)。向こうの山頂は北横岳。
この池と亀甲池の間には100メートル余りの小さな峰があり、ここを越えなければならない。
昭和37年だかにキャンプが行われた際に
多量の残飯が池を汚して以来、雄池の水は飲用水用としては使わなくなっているそうだ。
今回は池の水量が多かったが、夏場は池のほとりに砂地が現れ、ここが幕営地になる。
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雌池での水汲み。池の水をそのまま飲用水として用いる。そのため手洗いも禁止で、 注意が必要だ。 |
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双子池ヒュッテ(八千穂町の町営)の下の草地で。このヒュッテは、この一帯に多いトウヒの樹林の間にあり、涼風が吹き抜けていく。
ビールがなんとも喉をうるおす。ブヨが多かったが、この時季はしかたがない。
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双子池ヒュッテの周辺の情景。 |
ヒュッテとは雄池を挟んで対岸にあるテント場に戻る。
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11日:曇り
3時半起床、テント撤収後、各自の行動食にて朝食を済ませた。4時50分出発。小屋の裏の道を進む。平坦で歩きやすいが、途中から落石の跡がたくさんあって怖い。林の中を下ると雨池に着いた。誰もいなくてとても静かである。雨池峠分岐まで戻るのを違った道を進んでしまい引き返した。30分くらい損をしたが、平坦な道でよかった。分岐から峠の上りはきつく、途中から雨がポツポツ降り出した。カッパをきるほどではなく、縞枯山へ向かう。縞枯現象を見ながら高度をかせいだ。頂上付近では南アルプス、南八ヶ岳、曇っていてもはっきり見える。30分ほどで茶臼山に着いて、それから急降下で大石峠、10分で麦草峠へ着いた。一日2本運行の千曲バスでJR八千穂駅へ向かった。小淵沢で「元気甲斐」という名の駅弁を食べ、おしゃべりに花が咲いていたら、またもやJRのトラブルで中央線が30分も遅れ、立川行きが高尾までになってしまった。 |
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翌朝、広河原峠から八千穂高原に抜ける車道(廃道、バラス道で、落石・岩が車道上にしばしば散乱する)をたどり、1時間弱進んだ地点から見た北八ヶ岳の小海線側の樹海。豊かな樹林が広がっている。奥の山は天狗岳。
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雨池峠から縞枯山への最後の上り。特有の
火山性の岩石が転がり、歩きづらい。 |
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縞枯山の山頂で。 |
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縞枯山の頂稜部を南側に数十メートル進むと展望が広がる(遠くからは、このあたりは縞枯現象地帯として見られるに違いない)。ずっと遠景のシルエットは南アルプス。
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縞枯山から見た茶臼山。この山にも縞枯現象が見られる。背後の山は南八ヶ岳。
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縞枯現象の中から(茶臼山への上り)。 |
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茶臼山から振り返り見た縞枯山。 |
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下りきった麦草峠の店(麦草ヒュッテ)。ここで20分程度の休憩。
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