生 藤 山(990m)
生藤山への登り、下り
山行報告
*実施日:2011年2月20日(日)
参加者:女性7名、男性2名
*行路・時刻
我孫子5:41-西日暮里6:15―神田6:32―高尾7:46―上野原 8:28―バスー8:48
石楯尾神社9:05・・佐野川峠10:05・・11:20生藤山(昼食)12:50・・連行峰13:35・・
山の神14:50・・和田峠15:10・・1610陣馬高原下16:35-バスー高尾―神田―上野
―我孫子19:00
*気温:生藤山10℃、連行峰8℃、山の神4℃、醍醐峠5℃*費用:ホリデーパス2300円、
バス(上野原ー石楯尾神社)410円 (陣馬高原下―高尾)540円 計3250円
*山行記
上野原の駅は登山客で溢れていたが、狭いバス停に次々と器用に停められたバスに分散された。井戸行きのバスに乗り込み、20分で石楯尾神社に到着。準備をして出発。大洞橋の手前から山道に入る。佐野川峠迄は、きれいに枝打ちされた杉林の間をジグザグに急坂を登って行く。佐野川峠を左に入り尾根道を歩く。尾根道から、ガイドブックによると富士山が見えるという事だが、あいにくの曇り空で期待していなかった。
幸運にも先頭が、「見えた。見えた」というのが聞こえた時は本当に嬉しかった。富士山は雲の中に神秘的に静かに浮かんでいた。いつ消えてしまうかもしれないくらい、写真には、とても写らないはかなさだ。肉眼で楽しむしかなかった。歴史に残る甘草水は涸れていると聞いていたがぽとぽとと出ていた。飲用にはむかないそうだ。三国山は山梨と東京、神奈川の三県の県境である。山頂では三県をまたげる。ここからひと登りで、生藤山に着いた。まだ少し早かったが山頂に誰もいなかったので、昼食をとることにした。今日の登山は「急がずのんびり山を楽しもう」ということになり、1時間半のランチタイム。2枚のシートでトン汁を囲んで話がはずんだ。おなかがいっぱいになって、重くなった腰をあげるのがつらかった。 この先は標高も差がなく容易だと思っていたが、雪道混じりのアップダウンの繰り返しだった。気温計が山頂の10℃からどんどん下がってくる。山の神の分岐では4℃。その後も5℃と気温は上がらなかった。この辺りから、かなりの杉の木が伐採されて倒されていて、まだ新しい切り口から、木の良い香りがしていた。伐採中という注意の看板は有ったが、伐採中だったらどんなにかうるさい事だっただろうと思う。和田峠まで意外と長く感じた頃、アスファルトの道路に出た。峠の茶店は閉まっていたがトイレは100円で使用出来た。陣馬高原下までひと歩きしてバスの発車迄、山頂で沸かしたお湯でお茶をいれほっと出来た。 9人という大人数でしたが、山に慣れたメンバーの余裕に甘え、安心した山行が出来ました。有難うございました。 |