谷 川 岳
避難小屋附近からの頂上 (マウスを置くと 頂上から一の倉岳、茂倉岳方面)
|
谷川岳山行報告
実施日 5月21日(土)
参加者 女性3名
費用 電車、タクシー、ロープウェイ、リフト、バス、新幹線 合計 13000円
コースタイム
我孫子5:41 上野6:27 高崎8:24 水上9:29 天神峠10:30 熊穴沢避難小屋11:30 谷川岳13:20― 13:40 肩の小屋13:45― 14:15 天神平16:45 ロープウェイ駅15:00 水上5:29高崎(新幹線)18:41 上野19:50 我孫子20:30
概略・感想
前日、登山指導センターに問い合わせたところ、まだ残雪が多いのでアイゼン、ピッケルは携行すること、また、天神平からのまき道は残雪も多く危険な個所もあるので天神峠までリフトで行き気をつけて行くようにと言うアドバイスでした。水上に近づくと青空の向こうにアカシヤの白い花と残雪の谷川岳が車窓から見えて、期待がふくらみます。
天気は快晴、ロープウェイからは目にしみるような新緑とタムシバの白い花も咲いていてとてもきれいです。リフトに乗り継ぎ天神峠に到着、ようやく芽吹いたばかりの木々と残雪の谷川岳が眩しい。素晴らしい眺めだ。10時30分天神峠から歩き出す。途中、熊穴沢避難小屋まで雪がかなり残っていて、何ヶ所かトラバースするところは慎重に通過していく。11時30分避難小屋につき一休み、それからも雪の残る登山道を登る。イワウチワ、ショウジョウバカマ、カタクリなどの可憐な花々が咲き、今にも咲きそうに蕾を膨らませたシャクナゲもみられる。登ることの辛さも忘れる。肩の小屋までの長い雪渓を慎重に登り、小屋のところにザックを置き、頂上に向かう。頂上からは360度の大展望を楽しむ。近くにいた人に記念撮影のシャッターをお願いして肩の小屋に戻る。ロープウェイの最終が4時30分と管理人さんに聞き、美味しいコーヒーをいただき下山する。登りにもまして小屋の直下の雪渓はゆっくりと慎重に下りる。ロープウェイの最終時間が気になるが安全第一と急がずに慎重に下山する。途中から、リフトのほうにはいかずに直接ロープウェイに向かう近道を見つけて下りる。4時45分ようやく到着。なんとか間に合った。やれやれ一安心。そのあとはすぐにバス、電車とスムーズに乗り継ぎ、翌日ボランテアに行くので早く帰宅したい会員の希望で高崎から上野まで新幹線に乗り、無事帰宅する。天気も上々、希望どおりの新緑と可憐な花々と残雪の山々の大展望とすべてがすばらしい山行でした。お疲れさまでした。 |
|
万太郎山に続く尾根
例年より残雪が多い |
頂上にて、ピッケルもアイゼンも
初めてのSさん、がんばりました |
|
|
例年より残雪が多くアイゼン、ピッケルは持参することと、小屋のおじさんのアドバイスがあり、歩行訓練にもなりよかった |
ごそっとなだれおちそうな雪
西黒尾根や巌剛新道はまだ危険だという |
|
|
頂上から撮った肩の小屋
この周辺には雪がない |
頂上からは360度の眺め
いつまでいてもあきない景色だった |
|
|