1.実施日 |
2011年1月29日(土) |
2.参加者 |
8名(男性2名、女性6名) |
3.費用 |
2400円(ホリデーパス、食材) |
4.コース&タイム |
我孫子駅6:32・・新松戸6:45/6:49・・西国分寺7:45/7:51・・高尾8:14/8:20・・鳥沢駅8:49→梨ノ木平10:00/10:10→水場10:45→扇山山頂11:45/13:00→犬目の登山口14:15→犬目宿直売所14:25/14:40→大野貯水池→四方津駅16:10/16:34(東京行)・・神田・・上野・・我孫子19:05 |
5.山行概要 |
高尾を過ぎる頃には、車窓から望む山並の景色が陽を浴びて明るくなってきた。定刻に鳥沢駅に着く。中央道の下をくぐり、舗装された道路の緩い登りを8人揃って登山口に向かう。天気がよければ気持ちも開放的になり「今日は、日だまりハイクにぴったりね」などと、楽しい会話が弾む。1時間程で梨ノ木平に着いた。
山道に入ると、暫くは急な登りもなく歩き易い道が続く。スギの林は茶色に色づき花芽をたくさん付けている。先頭の上手な歩きにリードされて、足並みが揃い快調に進む。木漏れ日の登山道は気分がよく、淡い冬の光がスギ林を照らし縞模様の影をつくっている。水場の近くに凍って滑りやすい箇所があり、注意しながら通り過ぎる。次第に展望が開けてくるが、今日は富士山の姿がない。つづら折れの急な登りが続き、やがて明るい雑木林を歩くようになると大久保のコルに登り着く。ここからは広い尾根筋をひと頑張りで、パッと切り開かれた明るい山頂に出る。既に数組のグループが食事をしていた。昼食は温かい「ぜんざい」と皆さんの持ち寄った美味しい品々でお腹は一杯。残念ながらこの日は、遠くは霞んでいて富士山を見ることはできなかった。扇山は大月市「秀麗富嶽十二景」の6番山頂になっている。今年の山行計画にある権現山、倉岳山、高畑山の山並がすぐ近くに望めた。柔らかな日差しの中で楽しいお昼のひと時だった。
下山は犬目から四方津へのコースをとった。歩き始めは滑り易い道だが、やがてよく踏まれた緩やかな下りとなる。カサコソと落ち葉を踏みしめる音も何かしら乾いた音に聞こえてくる。何度か君恋温泉への標識を目にするが、大野貯水池、四方津方面への道を辿る。ヒノキ、マツの木が茂る林の斜面は笹が茂り、薄っすらと雪が残る中に落ち葉が積み重なっている。不動の滝への分岐を過ぎると間もなく県道に出た。10分ばかり歩いて犬目宿の直売所へ立ち寄った後は、旧甲州街道の犬目宿を抜けて四方津駅へ向かった。16時34分発東京行きに乗車、帰路につく。
週末は寒さが厳しく曇りの予報が出ていたが、前日から好転して穏やかな日和となった。冬枯れの景色の中に、寒さに耐えて春を待つ木々の逞しさのようなものを感じながら、好天に恵まれた一日に感謝した。 |
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今日の急登です
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大久保のコルにて、もうすぐ山頂
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明るい尾根道
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楽しいお昼のひと時
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残念!富士山見えず!
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