5月の山行

磐梯山(1,818.6m)天ぷら山行



雨とガスにけむる磐梯山山頂にて/キャンプファイアで夜が更けてゆく
※マウスを写真にのせると入れ替わります


    
《山行報告=会山行》    
    
1.実施日 2011年5月28(土)-29日(日)
2.天候 曇り時々雨
3.参加者 14名(森林インストラクター1名、女性6名、男性7名)
4.費用 一人当たり12,100円(車、食費、酒代、28日昼食、テントorバンガロー地代、キャンプファイア薪代、等々)
5.コース&タイム 現地集合も含め、車4台で移動
車利用・テントorバンガロー泊
28日  我孫子駅発 7:10--10:15 猪苗代磐梯高原IC--10:25 ヨークベニマルにて買出し--11:10 猪苗代町 蕎麦家「楽人」にて昼食--12:00 五色パラダイスキャンプ場着/テント設営・料理下ごしらえ--13:30 TN講師の育成講義「植物」--15:00 入浴/料理--17:00 宴会・撮影会、キャンプファイア—23:00 就寝
29日  6:00 起床--6:30 朝食--8:00 登山組車移動(7名)--8:30 八方台登山口より登山開始--10:00 花畑分岐--10:30 弘法清水--11:00 山頂着--12:45 八方台登山口着--13:10 キャンプ場帰着--13:30 キャンプ場発 (全員)--14:20 阿武隈高原SAにて昼食--15:00 SA発-—(途中友部SAで休憩)--18:30 我孫子エスパ着  19:00 解散  
#散策組は、裏磐梯、米沢、喜多方をドライブ

6.山行概要 5月28日
・そぼ降る雨の中、車3台で7:10我孫子駅発、磐梯高原IC下りてすぐのスーパー・ヨークベニマルへ。各種のお酒やおつまみの買い出し。店員お勧めの猪苗代町の蕎麦屋「楽人」で昼食、12:00には五色パラダイスキャンプ場に着いた。そこには、朝早くから山に分け入り、沢山の山菜を採ってきてくれたMTさんが待っていてくれた。希望を募り、6名がテント、8名がバンガロー(3棟)泊となり、テント設営後、料理下ごしらえ、そして13:30 TN講師の育成講義「植物」を受けに、歩いて数分の毘沙門沼へ向かった。
・磐梯山は明治21年(1888年)の大爆発後、山の二面性は植生面でも全く違った「遷移」という現象をもたらしていることが良く分かる。
・15:00に入浴そして料理、そのまま宴会に突入。当然、山菜中心の料理。手際良く、料理が出来、天ぷらが揚がっていく。天ぷらの帝王(MHさん、MTさん)と名料理人(NTさん、TTさん、他多数)で名人の料理が揃う。美味・美味・美味、一~杯の美味! 
 この日の山菜:天然ワサビ、シドケ(モミジガサ)、アイコ(ミヤマイラクサ)、ウド、コゴミ(クサソテツ)、フキノトウ、ネマガリタケ。他にあったかどうか?
 料理:天然ワサビのわさび漬け、天然ワサビ摩り下ろしによるマグロとタコの刺身、シドケお浸し、ウド・フキノトウ・カボチャの天ぷら、しその葉で巻いたチーズ入り竹輪の天ぷら、コゴミ・アイコの鰹節マヨネーズ和え、スナックえんどう、アイコ・ネマガリタケの味噌汁、特製デザートゼリー。 凄い・凄い!
さすが山菜を知り尽くした名人の料理、どれも本当に美味しかった! 中でも天然ワサビ、コゴミ、シドケ。おにぎりもご飯が上手に炊けていたので美味しく、朝食用まで食す結果となった。そして、翌朝のためのトン汁まで用意していただいた。
・その後、昨年の創立20周年記念講演会と記念パーティの模様の撮影会を開催、並行してキャンプファイアの火が点された。
お酒が入り、合唱、ハーモニカ、歓談などで夜が更けて行った。
・何時まで宴会を繰り広げたのか、晴れ男(TNさん)と晴れ女(KMさん)のお陰で、天気は持った。薪7束目を最後に宴もお開き。最後に肩を組んでの合唱、何を歌ったのか、良く覚えていない。

5月29日
・6:00起床。小雨。6:30 朝食はトン汁、天ぷら、マグロ・タコのカルパッチョ、おにぎりなど、豪華なものだ。磐梯山に登るか止めるか、侃々顎々。その間、段々と雨脚が強くなっていった。結果、折角ということで7人が登ることになった。
・8:00 登山組がIM車で磐梯山ゴールドライン(730円)を通り移動、8:30 八方台登山口より登山を開始した。緩やかなブナ林を進む。その先、硫黄の臭いが立ち込める「中の湯」は、かつて「磐梯温泉の中の湯」の温泉旅館があったとか、今は廃墟のようになっている。底が泥となっている露天風呂があり、野湯秘湯ファンが服を脱いで入っていたりしているとか。10:00 お花畑分岐を右に、10:30 弘法清水小屋は5合目、大同元年(806年)の大噴火で山頂部が吹っ飛び、当時は3000m級の富士山のようだったものが今の容姿になり、山頂は昔の6合目にあたるとのこと。11:00 山頂着。頂上はガレ場で祠が一つ建っているだけ。360度のパノラマは全く駄目であった。
・写真を撮り、直ぐ下りに入る。途中、新緑のブナ林、花々、そして晴れ男・晴れ女の面目躍如か、神通力が戻ってきたのか、雨も止み、ガスも切れて、火口原・火口壁を見ることもできた。12:45 八方台登山口着、雨具を脱ぎ、13:10 キャンプ場帰着。
・散策組は、西吾妻スカイバレーを通って米沢へ、そして喜多方を回って、食事もせずに待っていてくれた。
・13:30 全員でキャンプ場発、14:20 阿武隈高原SAにて昼食をとり、途中友部SAで休憩し、MH車と別れ、強い雨脚の中、そして震災で少しうねった高速道を一路、我孫子へ。荷物を確認・分配し19:00 に解散した。

山行を終えて
・台風が来ている中で、行きも帰りも雨、でも現地ではそれなりに天気に恵まれ、結果的には、磐梯山にも登ることができ、良き天ぷら山行となった。
・早速、TN講師のBLOGで紹介され、更に、良かった、美味しかった、遺失物が出てきたなど、幾通ものメールが飛び交った。今一度、余韻に浸る日々が続いた。
・講義していただいたTN講師のBLOGは、内容も写真も素晴らしい! 本件に関して5月28日前後に5件の記事がアップされている。見られることをお勧めします。 
 [TN森林インストラクターのBLOG:http://forestjo.exblog.jp/]



TN講師の講義に聴き入る
エメラルド色の毘沙門沼
どっさりの朝採りの山菜
コゴミとアイコ
ウドの天ぷら
宴会
宴会
キャンプファイアで夜が更けてゆく
肩を組んでの合唱でピーク
登山口直ぐのブナ林
雨とガスにけむる磐梯山山頂にて
ピークの祠へ何をする人ぞ
山頂直下
下山途中、雨も切れて

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