5月の山行  
     北八ヶ岳 ニュウ
(2351.9M)     

      
 
                                 *マウスを写真にのせると入れ替わります
                      


実施日】2011年7月23日(土)~24日(日)
【参加者】5名(男性2名、女性3名)
【費用】JR 青春18きっぷ往
復2,300×2
    バス 1,100+1,400 テント場 1,000  食費400 その他 合計10,000円
【装 備】〈共同〉テント、マット、コンロ、コッヘル、ランタン
      〈個人〉シュラフ、食器、ヘッドランプ、雨具、飲物、行動食、防寒着
【コース&タイム】

 23日(JR)我孫子4:41-神田5:43-立川6:43-甲府8:53-茅野10:17
     (バス)茅野駅10:25―渋の湯11:16
         渋の湯11:30=黒百合ヒュッテ15:00

 24日 テント場4:10=東天狗岳6:00=テント場7:20/40=中山峠7:45=分岐8:10=ニュウ9:30
      =白駒山荘11:10=麦草峠11:50
     (バス)麦草峠11:55-茅野駅12:59
     (JR)茅野駅13:26―小淵沢14:07-高尾16:46―神田―上野-我孫子18:30


23日 曇り
北八ヶ岳はなだらかな山とそれらを覆う原生林そして点在している池が魅力で、うまく組み合わせるのが楽しみ方だそうだ。今回は縁があって担当になり、天狗岳と組み合わせることにした。
 台風が去ってから猛暑が納まり涼しい朝だった。昨年の中央線の人身事故を思い出したが、今年は順調で茅野駅に5分遅れで到着した。駅前の1番バス乗り場から乗車して終点の渋の湯まで50分。二人掛けの椅子に荷物と座れるくらい、バスに余裕があった。
 川沿いに上がると登山指導所があり、入口で登山届を受け取る人がいた。
 すぐに樹林帯の急登だったが、ゆっくり登りだし全員足並みがそろった。歩き始めて1時間半くらいすると少しなだらかになってほっとした。ごつごつした岩を乗り越えると黒百合平に出る。そして黒百合ヒュッテがあった。時計は15:00で計画通りに着いた。
 テント場は予約不要で一人1,000円。もう少し整っているかと思ったが普通だった。小屋の前にテ-ブルがあり、テントをはってから生ビ-ルで乾杯した。場所が気に入ったので夕食のお鍋も作って食べた。明日は早めに出発して天狗岳を目指そうとサブザックに用意して就寝した。
         
 茅野駅からバスで約50分。渋の湯に着いた。

    川沿いを上がると登山指導所があり、登山
    届を提出。

 急登だったので、ゆっくり登りだした。
    歩き始めて1時間半くらいすると少しなだら
    かになりホッとした。

 ごつごつした岩を乗り越えると黒百合平に出る。


黒百合ヒュッテの前で


24日 曇り/晴れ
二日目は3時起床、4時10分に出発した。二つル-トがあるので登りはスリバチ池で帰りは中山峠経由とした。薄暗い中ヘッドランプでごつごつした火山岩を足元に注意して進んだ。スリバチ池の周りに天狗の奥庭とよばれ箱庭のような庭園を作っていた。頂上直下は急な岩場でいっそう気を引き締めて登った。
6:00東天狗岳に到着。残念だが曇っていて展望はなかった。西天狗も行きたかったけど、時間がないので下山することにした。今度は中山峠経由だがこちらの方が緩やかだった。少し下るとお日様が出て青空ものぞけた。下ることに夢中していると紙が置いてあって、この奥にヒカリゴケがみえると書いてあり、奥を覗くとこけが蛍光塗料を塗られたように光っていた。テント場に戻ってテント撤収、荷物をまとめ短時間で出発した。中山峠からは湿原地帯で、緑のじゅうたんを敷きつめたようなこけが一面を覆い、静かな山歩きだった。
そしてところどころ木々の間からお日様が入り幻想的に見えた。ニュウの山頂は岩が重なり合った狭いところで、360度視界が効き見晴らしがよかった。白駒池では時計回りにすすみ、白駒山荘をとおって麦草峠まで行った。バス発車まであと10分。茅野駅で冷たいお蕎麦を食べ、予定通り帰着した。 
東天狗岳頂上(2640M)  展望が効かないのが残念

  ヒカリゴケが見えます!と紙に書いて
  登山道に置かれていた。それがなければ
  たぶん見られなかった。

 
    テント撤収後、黒百合ヒュッテをあとにした。

  天気は回復してきた。

    ニュウの頂上は360度視界が効いて、見晴
    らしがよかった。

  ニュウから白駒池がはっきりみえた。   緑のじゅうたんを敷きつめたようなこけが一面
 を覆っていた。

  ワタスゲがかわいい♪

   麦草峠バス停まで40分。ゆっくりしていられな
   かった。

 
  白駒池はとても静かだった。    麦草峠はマイカ-も止められるので、人もそれ
  なりに訪れていた。


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