8月の山行
尾 瀬

            

                                  
                                         俎嵓山頂にて/燧ケ岳遠景  
                                    (*マウスを写真にのせると入れ替わります




尾瀬・燧岳(2356m)
  連休時実施予定でしたが、残念ながら中止。今回計画をややコンパクト(2泊3日→1泊2日)に
         変更しての再チャレンジでした。初秋の尾瀬を存分に楽しみました!!

実施日】2011年9月10日(土)~11日(日)
【参加者】女性3名男性6名計9名
【経  費】交通費 往復他8000円  食料約2000円   計約10000円 

【コース&タイム】

 10日(土)晴れ 我孫子6:01発快速→6:23北千住6:32快速会津田島行→会津高原尾瀬口9:25着
          会津高原尾瀬口駅バス9:35→沼山峠バス停11:30  12:00沼山峠スタート→
          沼山峠展望台→13:30尾瀬沼ヒュッテキャンプ場着

 11日(日)晴れ 起床4:00 5:00スタート→5:10浅湖湿原分岐→長英新道→7:50ミノブチ岳(2220m)
         →8:15俎嵓山頂(2346m)→8:25下山開始→8:45ミノブチ岳リンゴ休憩→9:10長英新道
         →9:50トラブル発生3名後続→10:30歩行再開→12:30先行のテント撤収の本体と合流→
          13:00尾瀬沼テント場発→14:05沼山峠着      
          沼山峠バス停14:20発→会津高原尾瀬口駅16:30着→発17:08→21:13我孫子着


  登り→3時間15分  降り→2時間40分(トラブル停滞時間を除く後続隊の時間)標高差→683m
【詳細報告】
初日
 電車に約3時間半、バスに2時間で沼山峠着、天候は良好。今回は男性6名、女性3名計9名の参加。初秋の尾瀬もとても楽しみだが、食事は女性T-1、女性T-2さん、女性Yさんの女性陣が献立を考え食材を仕入れてくれた。大変助かった。すき焼きとホウトウ鍋。自然と気分が高揚する。12:00に沼山峠を尾瀬沼キャンプ場に向けてでかいザックをしょってスタート。乗換の北千住でショーケースに映った自分の姿を見ると頭の先からザックの頭が5cm位出ている。「何でこんなにでかい荷物を背負って遠くまで行くんだろう!」とふと思ってしまう。先頭をサブリーダーをお願いしたTさん、女性T-1さん、Mさん、Sさん、女性T-2さん、Yさん、Hさん、Fさん、Hの順に皆快調な足取りで進む。 約40分で爽やかな風を感じる尾瀬沼湿原に出る。途中T師の・沼山峠付近の積雪量を推察する要因となる枝の方向。・ミズゴケが成長・堆積を反復し泥炭層を形成しつつ平坦な湿原を出現させた。・「長英新道」造作者平野長英さんの平野家のお墓と長蔵小屋の経緯。 などを聞きながらゆっくりゆっくり尾瀬湿原を楽しみながら歩く。とても爽やか気分。13:30尾瀬沼ヒュッテ着。奥左側の歩道よりのテント場№15・18・19を確保する。木製デッキで整備されとても良い。(予約制1人800円、一番よさそうな場所は我々のテントト場の森側。)ヒュッテ前で早速ビールで乾杯。 テントを楽しみながら設営し16:00宴会スタート。小雨が着たが小雨もなんのそのすき焼き旨い!ホウトウ鍋旨い!女性陣に感謝・感謝。20:30頃迄十分に楽しみ就寝。             
2日目
 4:00起床、5:00薄暗い中をスタート。浅湖湿原に流れる小川に映える朝焼けが何とも美しい。森林の中約1時間歩行後昨日握ってくれたおにぎりで朝食。あさの時間を有効にするにはこの方法が良いと思う。その後やや急な岩筋をしばらく登る。ダケカンバと青空のコントラストが最高! 7:50緩斜面を過ぎ2時間50分でミノブチ岳に着。ここからの眺望がこれまた素晴らしい。片方に聳える俎嵓(ああいう姿が「空翆」ですよとTさん)、他方に一望の尾瀬沼、遠方に会津駒ヶ岳はじめ連なる山々。ここから25分急な岩登り、急な割りには登り易い。ところが俎嵓頂上付近にガスが出て視界が利かない。風もかなり強い。取敢えず写真だけは撮る。途中まで見えていた柴安嵓もガスで見えず。一部の方からここで降りるとの発言もあり、残念ながら柴安嵓はあきらめ下山。(帰りの電車での会話で「行きたかった」とMさん、あの場面で選択性もあったなと反省する) ミノブチ岳でリンゴ休憩。あれまた俎嵓山頂が顔を出した。何とも山の天気は変わり易い。 9:10ミノブチ岳を出る。 9:50トラブル発生。Fさんが両足の腿痙攣で座り込み動けなくなる。Hさんと私が付き添い、戻ってくれたTさんに薬を依頼する。他の方々には先行してテントの撤収を依頼する。痙攣緩和薬とバンテリンを両腿に塗りまくりHさんが両足をマッサージしてくれる。40分後ようやく立てた。 幸い回復基調。ゆっくり歩きながら様子を見る。何とか12:30にテント場着。
 先行組がテントを撤収してくれていた。13:00に出れば14:20のバスに間に合いそうだ。Fさんも何とか歩けそう。 13:00沼山峠に向け出発。昨日同様爽やかな風の中木道を行く。 14:05沼山峠に無事着。会津高原駅でビールそば。車中はそばやさんがお土産にくれた旨いおしんこで日本酒・焼酎。 話に花が咲いた。 先頭を歩きかつ講師を務めてくれたTさん、いつもながらお手本としたいSさん、ピリピリ足は痛むと言いながら快調だったMさん、軽快Hさん付き添いとマッサージありがとうございました。Tさんから毎日の「階段登りの刑」に処せられた痙攣あがりのFさん、女性T-1さん食事リーダーありがとうございました、女性Yさんと女性T-2さん食事と何とも工夫をした切符手配ありがとうございました。 
 皆様のご協力のおかげで大変楽しく、旨く、綺麗な景色をたくさん見られた2日間でした。感謝!!                                
沼山峠登山口にて


登りの木道を行く
青空との最高のコントラスト


整備されたテント場
浅湖湿原朝焼けの小川


ミノブチ岳から俎嵓を見上げる
          
湿原のミズゴケ


木道にて皆
可憐なリンドウ

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