2012年7月の山行
大菩薩嶺(2057M)


                          
大菩薩峠山頂にて / 大菩薩連嶺案内図

大菩薩嶺(2057M)

中里介山の小説『大菩薩峠』の書き出しで知られる大菩薩嶺。「山上に立つと、甲府盆地が足元にかすみ、南アルプス・北アルプスの峰々を遠く望み、目の前には秀麗な富士山が広がる」との期待感一杯で,男3人の山行の始まり・・・・
◇実施日:2012年7月15日(日)
◇天 気:曇り時々霧雨、のち晴れ
◇参加者:男3名
◇歩行数:28470歩(いきいき19489歩)
◇交 通
『往路』
  我孫子5:10―5:40日暮里5:44―6:05新宿6:22―7:05高尾7:26―8:44塩山
  9:00―(タクシー)―9:40福ちゃん荘
『復路』
  大菩薩峠登山口16:03―(バス)―16:30塩山17:04―高尾―三鷹―
  神田―上野17:22―20:00我孫子(解散)
◇登山行程
福ちゃん荘9:50―富士見山荘―介山荘―11:00大菩薩峠―中里介山碑―賽の河原―神部岩―雷岩―11:30大菩薩嶺(昼食)12:30―13:30丸川峠―15:15大菩薩峠登山口

◇所要時間:5時間25分(昼食60分を含む)
◇費 用:我孫子~大月 (JR・休日おでかけパス)  2600
     大月~塩山  (JR)    @480x2 960
塩山~登山口 (タクシー) @5930÷3     2000
登山口~塩山 (バス)              300
              計      5860円
◇装 備:日帰り山行一式、ヘッドランプ、雨具、飲み物、昼食、非常食他
(ツエルトを忘れた)
◇申し込み期限:7月7日(土)例会
◇集中連絡先:Y/Kさん
九州北部の「今までに経験したこの無い大雨」で、何らかの影響がないかを前日に福ちゃん荘に確認し、目覚ましをセットして床につく。
我孫子駅で3人集合し、座席を確保し出発。車内は登山姿の客が目につくが、談笑しながら睡眠やら、朝食をとっているうちに塩山駅に着く。予約しておいた運転手さんのお迎えをうけてタクシーで出発。途中、裂石から歩く人、更にロッジ長兵衛から歩く人を尻目に福ちゃん荘までタクシーの超豪華版(軟弱もん?)です。ここは大勢の人で家族連れ、山ガール、山おばさん、山おじさんが思い思いに出発の準備をしていました。
この福ちゃん荘(には2002年9月若々しい皇太子さんとふっくら元気な雅子さんの登山した時の記念写真が飾られていました。私たちも、早速登山届(ポストには入山届と明記され、2通が入っていた)を入れて、準備体操、用足しを済ませ出発です。先頭は岩男のK/Yさんにお願いし、次いでカメラマンの片じい(学校でこう呼ばれている)ことK/Kさん、リーダーM/Yの順で針葉樹林に囲まれた程よい道をゆっくりと歩く。途中富士山が良く見えるとの看板の富士見山荘があったが、廃業の様子です。
曇りがちで汗もそれほどかかずにやがて介山荘に着く。店の周りは人が多く、休憩所横のベンチにて初めての休憩。辺り一面ガスの海、見える予定の甲府盆地も、南北アルプスも富士山も全て霧の中。気を取り直して大菩薩峠の看板の前でHPのトップを飾る予定の3人の証拠写真を撮影する。さらに、首なし地蔵、中里介山碑を右に見ながら進む、途中二股の道に差し掛かり、右か左か迷ったので通りかかった登山者に確認して賽の河原、避難小屋を過ぎ、神部岩、雷岩のあたりでは霧雨になる。全員初めから長袖着用であったが少し肌寒さを感じる。雷岩では大勢の人が昼食をしながら休憩していたが、我々3人は頂上を目指す。
11時30分最高峰「大菩薩嶺」に到着。三角点と薄汚れて見えにくい標識板の前で、ここでも証拠写真を撮りやっと昼食となった。地面は濡れて大勢の人がいたが端のほうに場所を確保し至福の1時間を楽しく過ごした。小さい虫がたくさん飛んでいたが、恒例のビールで乾杯し「俺流、山の衣類」で話は大いに盛り上がった。(9月の勉強会で披露しますとのことですので乞うご期待!)
12時30分に下山開始し丸川峠に向かう。途中ぬかるんだが苔むした樹木が多くやがて13時30分に丸川荘に着く。小屋には東アルプスと胸に書いた真っ赤なTシャツを着た管理人さんと登山客2人がいた。小屋の前の掲示板にバスの時間が書いてあり16時03分のバスを逃すと約2時間待ちになることが判明した。(途中で山行計画書を無くしてしまった)ここらあたりから日が差して来て大急ぎで下山するも汗が滴り落ちて途中1度の休憩を入れて45分前にバス停に着く。バス停の前には都合よく番屋茶屋があり、無事に下山出来たことを感謝しさくらホルモンを肴に楽しい反省会でした。茶屋のママと別れを惜しみつつ来年の再会を約しバスの人となる。 
                  同行の皆様有難うございました。

大菩薩峠登山口
(茶屋のママと別れを惜しむ!)
大菩薩連嶺案内図
丸川荘前にて
最高峰大菩薩嶺山頂にて
中里介山碑の前にて
介山荘の横
(絶好の富士山のビューポイントのはずだったが)
大菩薩峠山頂にて
福ちゃん荘にて
(皇太子殿下、雅子妃休憩所)

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