12月の山行

明神ケ岳(1169m)~明星ケ岳(924m)岳




  明神ケ岳から金時山と富士山/明星ケ岳に向かう尾根から振り返る明神ケ岳


※実施日 2012.12.09(日) 晴 強風
※参加者 女性3名
※往路  JR我孫子4:53発―6:01代々木上原6:06発―7:30小田原
     伊豆箱根鉄道 大雄山線 小田原7:48発―8:09大雄山
     バス 大雄山8:15発―8:25道了尊
※コース
道了尊8:25―8:30大雄山最乗寺9:00―9:30第1林道―10:00第2林道
―10:20見晴小屋―10:30神明水―11:00明神水―11:40明神ケ岳12:05
―13:00篠竹のなか休憩13:30―14:00宮城野分岐―14:05明星ケ岳
―14:10宮城野分岐―15:15宮城野林道―15:25宮城野橋バス停
    
※復路  箱根登山バス 宮城野橋15:30―16:15小田原東口
     小田急 小田原16:27―17:58代々木上原―19:10我孫子
※交通費 \4000 (電車1480×2=2960 バス 270+770=1040)
※装備  冬日帰り標準 (雨具、ライト、防寒着、手袋、地図、飲食料等)

※概要
 我孫子から千代田線で代々木上原までいく。同じホームでの乗り換えは余裕があって気持ちも楽である。久しぶりの小田急線車窓からはおなじみ丹沢の山並み、なかでも大山がすぐに目に飛び込んでくる。その背後には頭に雪の着物をきた富士山があっといわせる大きさを誇る。気がかりは頭の上の笠雲。まわりは青空が広がっているのに、ちょっと気になるあの雲が!しかも横に流れているような・・・・・富士の頂上は吹雪いているのだろうか?
 電車の中は朝日がまぶしくて目が開けられないほどである。小田原から伊豆箱根鉄道に乗り換え大雄山まで20分程。駅前には、かの有名な“マサカリ担いだ金太郎”の像がある。
 バスに乗り、市街地からすぐに民家がならぶ住宅街に。またすぐにこんどは重厚な雰囲気の大きな杉林のなかを登っていくと道了尊に到着。ここで標高290m。
 大きな下駄のそばの橋を渡り、いよいよ登山開始。林道を2回横切ると、1時間ほどで見晴小屋に出た。正面に丹沢の山並みが見渡せ、大山が対峙している。
 見晴小屋を後にして進むとV字ロードの様相となり斜面は霜柱で真っ白。やがてススキノ原に出てゆるやかな道を行く。神明水の水場(ちょろちょろと出ていた)に着くあたりから大きく右に折れ傾斜も増してくる。2番目の水場である明神水(こちらのほうが勢いよく出ていた)からゆるやかに大きく二度斜面をまくと明星、明神の分岐に出て、わずかな急登で明神ケ岳山頂に到着。分岐から尾根にでたとたん恐ろしく強風となる。山頂の広場は解けた霜でドロドロ、おまけにこの強風で大勢の人がいたのに、山頂広場端の篠竹林に沿って風をよけるように座っていた。金時山の後ろにそびえる富士山(初め、雪雲で隠れていた)だったが、一時頂上付近まで姿を現した後は、雲におおわれた。強風のため、湯をわかすどころではなく早々に出発。尾根通しに明星ケ岳にむかう。高度がさがると風もよわくなり、やっとまわりを見渡す余裕がでてきた。振り返ると明神ケ岳が大きく、金時、富士山も正視できた。前方には神山、駒ケ岳も。日の長い時季に箱根外輪山縦走をしてみたいと思った。
 明星ケ岳(大文字山)から5分ほど引き返し下山する。大の字からは強羅の町が眼下に広がる。1時間ほどで、別荘地のなか晩秋の紅葉と初冬の赤い椿を楽しみながら宮城野橋バス停へ着く。

 最乗寺の大下駄の横の橋から登山開始
見晴小屋から丹沢の大山を望む  
 カヤトの道を進む
誰もいないのではなく大勢の人々は皆、  
強風を避けて端の篠竹に身を隠しています
 りんどう
明星ケ岳にむかう尾根をくだる 
 明星ケ岳から宮城野への分岐 こんなに青空
一方外輪山の後ろの富士山は 
あいかわらず雲がとれず
 
 
    宮城野で紅葉を見上げる
冬到来を告げるサザンカ    
    晩秋を彩る紅葉

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