≪山行報告⇔会山行≫
実施日 2014年4月13日(日)
参加者 9名(男性3名、女性6名)
往路 我孫子5:33発~新松戸5:46着、5:50発~西国分寺6:47着、6:55発
~高尾7:22着、7:26発~大月8:14着
コース
大月駅8:30~岩殿山登山口8:40~ふれあいの館8:52~筑坂分岐9:19~
岩殿山9:40~天神山11:25~稚児落とし11:50~12:50~浅利集落13:25~14:15~大月駅15:10
復路 大月15:21~17:22神田~上野~18:20我孫子
交通費 休日おでかけパス \2670
日帰り山行、宿泊山行などで、中央線大月を通過するたびに気になっていた、そして目に焼き付いていた岩壁の山。武田三名城のひとつであったとされるも、武田氏滅亡の地となり、稚児落としといった悲話伝説も今に残る歴史ある場所。今では桜の名所として格好のお花見公園となっている。駅の目の前という山でアプローチは極めて良い。
駅から10分程歩くと岩殿山直下にある丸山公園入り口、それは岩殿山登山口でもある。いまがさかりの桜をめでながら、途中ピンクのジュウニヒトエやセンボンヤリ、イカリソウ、スミレ、ヤマブキ、ヤシャブシ等々に春を感じながら階段をあがっていく。眼下には桂川、中央道、大月市街地、圧倒的な存在感の富士山がのぞめた。丸山公園上にはふれあいの館があって桜満開のなか風情あるたたずまいをみせていた。
その先はジグザグに高度をあげ筑坂分岐から揚城門をこえ広い山頂につく。一息ついて、ザックをまとめてデポし、烽火台があったとされる634m地点へ空身で往復した。
満開のさくらにばかり目がとまっていたが、足元にはマムシ草やヒトリシズカがしっかりと顔をのぞかせていた。馬場あたりには大きなカタクリの花がそこにも、ここにも花びらをそりかえし、まだ咲いているよとアピールしているようだった。
分岐までもどり天神山への道は芽吹き始めた木々の中、ミツバツツジと白い花をたわわにつけたアセビの競演となった。 途中、鎖場が2ケ所あったがいずれも林間コースを選ぶ。林間コースといえどもロープが続く急な斜面を下りる連続で気は抜けなかった。
天神山を通過すると稚児落しは遠くなく20分ほどで到着。切れ落ちた大きな岩壁は迫力満点で長くは見て居られないほどでしたが、9人がなんとか座れるスペースがあり、ゆっくりと昼食をとった。
浅利集落までほぼ下ったところに予期していなかった桜の園があり、歓喜の声があがった。
春らんまん、風に舞い散る紅シダレザクラの花びらをほおに受けながらコーヒータイムを楽しんだあと、大月駅まで歩く。
|