8月の山行
蕎麦粒山



【山行報告】
 
  蕎麦粒山

        

★実施日:2014年8月24日(日)(日帰り)

★参加者:4名

★コース:
我孫子5:33-5:47新松戸5:50-6:47西国分寺6:55-7:01立川7:05-7:40青梅7:44-8:21奥多摩8:35-(バス)-9:02東日原9:15-11:55一杯水避難小屋-12:20途中の小広い場所(昼食)12:40-13:05蕎麦粒山13:20-14:20笙ノ岩山14:30-16:20川乗橋16:29-(バス)-16:44奥多摩16:57-18:34神田18:38-18:43上野18:49-19:27我孫子

★携帯装備:夏山日帰り登山の一般装備

★経費:交通費 \3,390

     
電車:休日おでかけパス\2,670
     バス:\460(往路)+\260(復路)=\720

★コース:

 奥多摩は私のホームグラウンドの一つと思っているが、夏は行ったことがない。何となく暑いというイメージがあり敬遠していたかも知れない。しかし夏の奥多摩は意外に涼しいと書かれているガイドブックを目にする。果たして本当なのか?今回の蕎麦粒山は4年前に奥多摩駅から川苔山~酉谷山~雲取山~鷹ノ巣山~六ツ石山~奥多摩駅と2泊のラウンド縦走した時途中に通った筈だが、印象が薄かった。川苔山、酉谷山のビックネームに挟まれ不遇の山である。
 当日の天気は曇り後晴れで降水確率は30%。ちょっと雷雨が心配ではある。
我孫子駅で3人と合流し奥多摩駅に向う。奥多摩駅では意外に多くの登山者がいて、バスを増発するほどだった。バスは満員だが、半分以上が途中の川乗橋で降りていった。やはりこのエリアでは川苔山の人気は絶大である。
 東日原で降り身支度をしてからSLのKJさんを先頭に登りだす。初めは急登であったが、樹木林に入ると涼しく、暑さを感じない。道は歩きやすく、樹木の黄緑色がとても綺麗である。綺麗な樹木林の写真を撮っていたら、私のカメラがバッテリー切れに。その後KTさんにカメラを貸していただいた。ただ感謝であるが、事前の確認が甘かったと反省させられる。途中2度の休憩をとり2時間ちょっと歩くと、一杯水避難小屋に着く。この小屋には以前宿泊し、最も快適な避難小屋として私の脳裏に焼きついている。ちょっと余談になるが、最近登山者のマナーが向上しているせいか、清潔な避難小屋が多く、気持ち悪い汚い小屋は少なくなった。避難小屋は今後もできるだけ有効利用したいと思う。
 避難小屋の先に一杯水という水場があったが、水量は少なく時期によっては枯れている危険性もあり、あてにはできない水場だ。途中のちょっと小広くなっている場所で昼食休憩をとる。奥多摩は花が少ないが、一種類だけ白い可憐な花(名前は不明)がやけに目につく。
 直下の急登りを経て、蕎麦粒山山頂に着く。ちょっと地味なピークではあるが、南側には展望が開ける。記念写真を撮り一服する。ここで初めて他の登山者と出会う。しかし4人の集合写真を依頼するのを忘れて、後々後悔することになる。
 下山路は鳥屋戸尾根で地図上では破線で難路ということになっている。ちょっと構えてしまう。但し、MTさんが以前に行った時のことを記憶していて、頼もしい限りである。意に反して登山道は意外と整備されていて、迷い易い箇所も危険な箇所もなかった。
 暫くして、尾根中間点の笙ノ岩山に着く。展望は無いが趣のあるピークである。
その後、急下りが続くが道は良く整備されていた。しかし、私は一週間前の北岳山行で傷めた足の親指の爪が痛く、急下りはちょっと辛かった。
 何とか1本前のバスにぎりぎり間に合い、奥多摩よりホリディ快速でビール片手に談笑しながら帰路に着いた。
 夏の奥多摩はかなり涼しく快適であった。夏は2000mを越える山でなければ暑くてどうしようもないという先入観があったが、今回でその考えが払拭され夏山の行動範囲が広がった。もちろん山にも因るのは言うまでもないが。
 今回の山行は天気にも恵まれ、奥多摩を充分堪能でき楽しい山行であった。同行された3人の方、どうもありがとうございました。
                                    (FU 記)
 


奥多摩の緑は美しい
なんじゃこりゃ?  
森の中を歩く
大木の下で
快適な一杯水避難小屋
良く見かけた花(名前は?)
蕎麦粒山山頂(その1)
蕎麦粒山山頂(その2)
笙ノ岩山(その1)
笙ノ岩山(その2)


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