3月の山行
金時山(1213m)



 山頂にて
【金時山(1213m)
【実施日】 2015年3月22日(日)
【参加者】 6名(男性2名 女性4名)
【コース&タイム】
我孫子5:31・・6:01日暮里6:07・・6:29新宿・小田急線6:39・・8:10小田原8:33・・8:50箱根湯本9:10バス・・9:40乙女口
乙女口9:55――10:45乙女峠――11:20長尾山――12:15金時山13:20―分岐―13:50矢倉沢峠14:30――15:00金時登山口――
金時登山口バス停15:35発(高速バス)―新宿20:18着―我孫子21:30頃
【費 用】 5350円
  JR 720円×2   小田急、登山鉄道/880円+310円 
  湯本―乙女口/バス820円  金時登山口―新宿・高速バス/1900円
【装 備】 日帰り山行装備 (ヘッドランプ、スパッツ、ストック・・・ )
                 
 【山行の概要】
当日は晴れて3月下旬にしては暖かな日和となった。小田急線の車窓から眺める景色は春の色、ピンクの花をつけている梅や桃の木、草木は萌黄色、日差しに輝く菜の花、遠くの山には霞がかかっていた。登山鉄道、バスを乗り継いで乙女口で下車。
お地蔵様と峠の碑が立つ傍で準備体操をして、サブリーダーを先頭に登山道に入る。左右に広がるスギの林は根っ子が露出していて歩きにくいが、幹を照らす木漏れ日が影絵のように美しい。やがて石がゴロゴロした笹の茂る樹林帯の中を進むようになり、登り切ると前方が明るくひらけて乙女峠に着く。残念なことに、富士山は白い雲の中。山頂での眺望を期待して峠を後にした。
灌木やカヤトの生えている尾根道を暫く進むと、草原のような小広くひらけた長尾山に到着。気温は16度位、風もなく日差しが心地よい。ここで集合写真を撮ったのだが、マスクを着けたままでよかったのかな?多分この辺りも花粉が多いので症状の出やすい人は大変だ。ひと休みの後は樹林帯の尾根道を辿る。緩やかな登り下りは足並みが揃って順調に進む。樹間越しに金時山が見えてきた。いったん下って岩の露出した最後の急坂を登ると金時山の頂上に出た。
山頂は登山者で賑わっていた。ここでも富士山は、雲間に白い頂と薄っすらとした輪郭が見えただけ。乙女峠がだめなら山頂に着く時間には富士の雄姿が眺められるのではとの思いがあったのだが・・・。四囲に開けた大パノラマも霞がかかり眺望は得られなかった。山頂は風があって寒い。お湯を沸す場所もなく、石の上に腰かけて昼食をとった。この日、金時茶屋には金時娘の妙子さんがおられて、写真を撮らせていただいた。
 ★「金時山の金時むすめ」と「強力伝(新田次郎さん著)」を一つの脚本にまとめて、
  【お芝居】として上演する企画が、来年2016年下旬に予定されているそうです。
 
 山頂直下の急な下りは慎重にゆっくり降りた。道標のある分岐を過ぎて、ササと灌木の尾根につけられた明るいトレイルを辿りながら仙石方面へ向かう。背丈よりも高いササは色合いが柔らかで春を感じさせる。前方には尾根を直進して明神ガ岳へ登って行く縦走路が黒い影になって見えていた。尾根道を下り切ると矢倉沢峠だ。うぐいす茶屋の奥にあるベンチで休憩。お湯を沸してティータイム、山頂でゆっくりできなかった分をここで楽しく過ごすことができた。
 下りの山道に入り悪路を10分ほど歩くと雲が多くなり日が陰ってきた。3時前にはコースの案内板が立つ登り口に到着。別荘などが建っている舗装路を進むと国道のバス停に行き着く。雨がパラパラしてきたが大したことはなかった。
 帰路は、新宿行き高速バスを利用すると、乗り換えがないので楽だろうということで、乗車したのはよかったが、渋滞(事故があったようで)に巻き込まれて予定より3時間遅れて新宿に着いた。
 長時間の乗車は大変でしたが、無事に山行を終えることができましたことは、何よりだったと思っています。参加された方々のご協力に感謝いたします。




 登山口(乙女口)登山道に入る
日差しがさし込む明るいスギの林 

乙女峠 富士山の展望を期待していたのだが・・残念

長尾山 ちょっと、ひと休み 

  長尾山から金時山へ向かう

金時山が見えてきた 

 もうすぐ頂上

カメラを向けた方向に薄っすらと富士山が見えますか・・ 

 

山頂 

 明神ガ岳へ続く尾根

矢倉沢峠    
   矢倉沢峠にて ティータイム

PAGETOP


前のページへ


TOP