≪山行報告 集中山行 会津駒ガ岳コース≫
会津駒ガ岳(2.133m)
◆日程:2015年8月28日(金)~29日(土)
◆参加者:6名 (女性2名、男性4名)
◆コース・タイム・天候:
28日:曇り時々晴れ
天王台5:57-我孫子6:00-北千住6:23//6:36-会津高原尾瀬口10:10/11:05(バス)-駒ケ岳登山口12:30/12:40-水場14:55-駒ノ小屋17:30
(歩行時間:4時間50分←計画4時間10分)
29日:曇り時々雨
3:30/5:30-駒ケ岳山頂5:45/6:00-駒ノ小屋6:10/6:30-大津岐山8:10-キリンテ10:50(バス組と合流)11:40
(歩行時間:5時間20分←計画5時間10分)
◆グレード:標高差1130mにてCとしたが、終わっての感想ではB~C。
◆所感
集中山行が迫ってきた中、自ら提案して、「会津駒ケ岳コース」を加えてもらう。会津駒ケ岳には、これまで何度か登山機会を逃してきており、この機会に挑戦してみたかったことと、集中山行としては、他にもコースを設けた方が面白くなるのでは、との思いからである。何人の参加希望があるのか不安もあったが、最終的には、ちょうど良い?6人での実施となった。山頂周辺は幕営禁止エリアのため、登山口からのピストンか、山頂付近にある「駒ノ小屋」泊まりかの選択の中、行程全体の時間配分と、尾瀬沼キャンプ場へ共同装備を運ぶため、バス組と合流することを考慮し、駒ノ小屋での宿泊にした。素泊り小屋なので食事は担ぎ上げなければならないが、テント装備がない分ザックも軽くなり、結果として参加者が増えた一因になったと思われる。例会前の打合せ段階では、7月実施の道東山行に利用した小屋との混同で、寝袋が必要だと思い込んでいたが、念のために再確認したところ必要が無いと分かった。参加の皆さんに迷惑がかからずに済み、ザックの軽量化にもつながり、大いに歓迎された。
出発日の28日は、早朝から東武電車にトラブルが発生して運行ダイヤが乱れ、会津高原尾瀬口への到着が予定より45分遅れ、その影響で乗車予定のバスにも乗れず、結局、登山口到着は1時間半も遅れてしまった。スタートから想定以上に遅くなり、先々のことが少し不安になってくる。しかし悪いことばかりでもなく、天気予報が良い方に外れて、日焼け止めクリームが必要になるまで好転してくれた。お蔭で非常に快適な気候の中での登りとなり、足が攣ったりして少し停滞する時間帯があったにもかかわらず、足下が何とか明るい5時半ごろに駒ノ小屋へ着くことができた。
小屋の泊り客は、我々以外には5人のみであった。暖かいランプの明かりが灯る食事部屋で、YGさんとODさん提案の鶏ガラスープ鍋を、消灯時間の8時ぎりぎりまで、楽しく美味しくゆっくりといただくことができた。そして就寝前に、小屋情報でも明日は雨模様だったので、それを想定した行動計画について皆さんと確認する。
翌日(29日)、3時半に起床すると雨音が聞こえている。気落ちしながらも念のために外へ出る。かなり本降りである。起床して朝食場所へ集合し、今日の行動計画を再確認する。それぞれが準備した朝食を食べていると、突然雨が止んだため、登頂希望の私とNAさんとで山頂へピストンすることにする。気のせいか少し空も明るくなり、雲の切れ間から一部遠くも見渡すことができた。15分ほどで山頂に着くが、展望も無いため早々に小屋へ戻り、揃ったところでキリンテに向けて下山開始した。今日はバス組と合流する時間が決まっているため、慌てる時間行程ではないが、のんびりもできない。途中の9時半頃にバス組のHDさんに電話すると、順調走行中との確認ができた。皆さんの足並みも揃い、キリンテまで残り30分ほどになったところでHDさんから、11時到着予定が12時近くになりそうとの連絡が入る。無事にキリンテへ下山した後、先に我孫子に戻るODさんをバス停で見送り、蕎麦屋で美味しいビールを飲んでいるところへ、OZさん運転のバスが、想定していたより早く到着した。ここからHDパーティと合流して御池駐車場へ予定通り入る。(KC記)
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快晴の会津高原尾瀬口駅前バス停で
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会津駒ガ岳登山口バス停から入る |
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ウオームアップも登山届けも済ませる |
急登も何のその |
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オヤマリンドウ |
アキノキリンソウ
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シラネニンジン
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ハリブキの実 |
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イワショウブ
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イワイチョウ |
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チングルマの果穂 |
稜線上の池塘 |
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小屋の中の灯りは総てランプ |
ゆっくりした食事でお腹一杯に |
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「駒ノ大池」と「駒ノ小屋」 |
会津駒ガ岳山頂に立つ |
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早朝の駒ノ小屋を発つ |
全員無事にキリンテに下る |
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