◎実施日:2015年9月20日(日) ◎参加者:3名(女性のみ) ◎コース 我孫子5:31―上野6:04/6:26―(東北新幹線)―那須塩原7:32/7:45- (東野バス)8:55山麓駅9:15―(ロープウェイ)―9:20山頂駅9:35…10:05牛ヶ首…10:20日の出平ー10:45南月山(昼食)11:30…12:15白笹山12:30・・・13:10南月山…14:15牛ヶ首…14:50山頂駅15:00―(ロープウェイ)-15:04山麓駅15:30-(東野バス)大渋滞―17:30黒磯17:38-宇都宮ー上野ー20:51-21:11布佐 ◎費用 我孫子から那須塩原:JR5940円(乗車券3350円、新幹線特急券2590円) 黒磯から我孫子*JR乗車券3020円 黒磯から山麓駅(東野バス)フリーパス:2600円 ロープウェイ往復 1170円(フリーパス割引) 合計12730円 ◎集中連絡先(kさん) ◎担当:hy |
我孫子発5:31発は成田線から直通の上野行きで、OGさんも都合が良く、我孫子駅で3両目に乗ると、にこにこと、3人合流できた。那須は道路が混むところなので、早めの到着をと新幹線を利用した。7:45に那須塩原駅を出発したバスは、時間通りロープウェイ山麓駅に着いた。9:00発のロープウェイは満杯で乗れなかったが、10分後には臨時便が出た。ロープウェイでは、「山頂付近の紅葉は例年は10日後くらいなんですが、今年は10日早いんですよ。良かったですねえ。」名物車掌さんの言葉に嬉しくなる。所要時間4分。 山頂は少し風も有り寒かった。ガスのかかった茶臼岳を右に、牛ヶ首に向かう道の左斜面には、一面に紅葉の始まった低木がある。最盛期はさぞきれいな事だろう。牛ヶ首は何年か前、NFさんリーダーのやはり南月山の山行で、雨風が強くこの先をを断念したところだ。この岩の陰で強風に耐えたなあと懐かしい。ここは丁度風の通り道だと、今日は冷静に見られる。茶臼岳のガスも晴れた。 南月山はここから、ほとんど高低差もなく目の前に横たわっている。茶臼が牛の頭で、南月山への尾根が背骨。牛ヶ首は文字通り首。白笹山はここからは陰で見えない。 日の出平から、南月山の間は火山岩の散らばった平らな場所が広がる。道らしい道はなく、薄くついた踏み跡をたどる。帰り道、もしガスが出て周りが見えなくなったら嫌な所だなあと思った。雷も嫌な所だ。気象庁の山の天気予報によると今日は“雷に油断大敵”昨日までは今日“雷の恐れあり”と出ていた。分かりにくい表現である。 南月山は、いつの間にか頂上だった。上りの感覚はあまりなく着いてしまった。昼食の予定の白笹山は山頂が狭く展望もない為、少し早いが昼食をと三人で即合意して、広々とした南月山で茶臼岳を眺めながらのお昼となった。 簡単にお昼を済ませ、山頂右手の道をとると、祠が有り手を合わす。祠の前にマツムシソウが可憐に咲いていた。側にいた人が三本槍の近くの流石山には、マツムシソウが沢山咲いていると教えてくれた。 白笹山へは、地図やガイドブックを見ても、かなり展望が良い尾根道を歩くと期待したが背の高さの笹が茂り、周りが余り見えず残念だった。「あと1m背が高ければ良い眺めだろうね」なんて言いながら笹の中を歩いた。時おり視界が開けると、ずっと向こうに筑波山や加波山が見える。その間はかなり広く低地が広がった盆地だ。下には、那須の別荘地や遊園地が深い森に点在している。 白笹山の山頂は見過ごしやすいとガイドブックにあり、そろそろという頃には注意しながら歩いたが、案外簡単に“白笹山”と書いた板を張り付けた山頂が見つかった。 展望はない。風が強い山頂付近は風雪に耐え、曲がりくねったり、倒れた木が多かった。南月山から白笹山は登山者がほとんどいなかった。熊除けに鈴を鳴らして歩いた。 帰り道は来た道をそのまま戻る。晴れると紫外線が強い、茶臼岳が稜線を長く引いているのが見えとても美しい。茶臼岳を上り下りする大勢の人が見えた。 山頂駅に、ほとんど計画通りに到着。計画通りの到着にほっとしたが、3:30を少し遅れて山麓駅を出発したバスは渋滞に巻き込まれ、1時間の予定が2時間かかりで黒磯駅に着いた。行きと比べ、まず宇都宮までの遠く感じた事。途中からラピッドのラビットに乗れたので、良かった。(英語の字幕に書いてあった) 女性三人で、よくしゃべり、よく食べた山行だった。帰りの電車で、山から下りた後のビールが美味しい話が出て、「そうだった!」と飲めない私は気が付かなかったことを、反省。 南月山周辺は10月初めは紅葉が素晴らしい所、春はミネザクラが山を彩り、噴煙たなびく茶臼岳を眺める気持ちの良い稜線歩きが楽しめる。又春に来たいねと山を後にした。 (HY) |
ロープウエイを降りてさあ出発 |
南月山が正面に! |
りんどうがそこここに |
牛ケ首から茶臼岳 |
ナナカマドが色づいて |
南月山に到着 |
南月山頂上の指導標 |
白笹山山頂は木々の中に |