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遠くに見えるのが山中湖/小屋出発前
(マウスポインターをのせると画像が入れ替わります)
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1.実施日 2016.3.25 金~26土
2.参加者 O、K、N(L)、H、M(SL)
3.行程 3月25日(金)
我孫子駅(発) 5:43 =代々木上原経由、8:00新松田8:35 (8:25が満員のため臨時が出た)= 9:45西丹沢自然センター 10:00 →本棚沢出合10:56→善六のタワ11:55→畔ケ丸 (1292.6m)13:20→13:25畔ケ丸避難小屋 13:50→モロクボ沢の頭 14:16→大界木山15:00→城ケ尾峠 15:30→城ケ尾山(1199m)15:38→ 中ノ丸 (1280m)16:30→ブナ沢の頭16:49→道の駅道志への分17:12 → 菰釣山避難小屋 17:17
歩行時間 計画7.5時間 実績 7.3時間 (休憩含む)
3月26日(土)
当初の計画(菰釣山から大栂・椿丸を経て浅瀬橋へ)を積雪のため変更 山中湖畔 平野へ下山した。
起床 5:00 菰釣山避難小屋 7:22→ 菰釣山 (1379m)7:55→ブナノ丸 8:45油沢の頭 (1310m)9:30→樅の木沢の頭9:50→西沢の頭10:18→石保土山 (1297.3m)11:00 →送電線11:33 →山伏峠分岐11:40→送電線(西群馬幹線)12:15→富士見平12:31→高指山13:25→14:10山中湖平野バス停14:27富士山駅16:08)(ホリデー快速)=大月経由=我孫子駅19:06
4.費用
交通費 往路2601円 帰路 3750円 夕食(共同)他 600円
合計 6951円 行動食3食他は別途
5.特記事項
○小屋近くに水場がないため、悩んだ末各自、初日の行動中の飲料に加えて2Lの水を持った。Nは ポカリ500ml お茶500ml 水300ml 水 2L 野菜ジュース 200ml持参。
26日 5人で1Lの水を捨てたので、一人当たり200mlは捨てたことになる。○金曜だというのに新松田発のバスは満員で臨時に乗る。新ハイの団体で、全員地形図を眺めている。矢倉岳への籔道だそうだ。○畦ケ丸手前 Mさん太股内側痛みで若干遅れたが、初日ほぼ計画通りの時間。荷物分担増、Oさんに感謝。○雪は畦ケ丸を過ぎて降り始めて9時間は続く。小屋に着くころは周辺は真っ白。○我々の独占状態の小屋では、多少冷え込んだが、Mさんの手際の良い調理で、暖かいスープとベーコンたっぷりの野菜炒めを頂き、ほっとする。○小屋の灯はヘッドランプとロウソクのみ。明るさは十分。○3月の丹沢をなめてNは3シーズンの防水の悪い靴で登り、ぐずぐずになりまいった。○軽アイゼンは持参したが使わず。○2日目は 5㎝くらいの雪で木の根がちょうど隠れるくらいで歩きにくく先頭は大変そうだった。(集中連絡先:Gさん) 記 N
Kさん感想
想定外の降雪、コース変更、とハブニングもありましたが、私には初の西丹沢、初の避難小屋宿泊、初の雪中山行、と実に充実した思い出に残る山行となりました。
Hさん感想
西丹沢自然教室~畦ヶ丸~菰釣避難小屋~菰釣山~大栂~織戸峠~椿丸~浅瀬橋、特に菰釣山(1,379m)からの下り(南下)は登山地図に赤線も破線もないルートです。この縦走計画のルートは初めてで、地図読みとして面白いと思い参加しました。
早速、2万5千分の一の地図、持っていない御正体山を購入して、磁北線を引き、どの尾根を下って行くか(こっちの尾根かな、あっちの尾根かなと、又、ポイント箇所を書き込んだりして)検討しました。これが、地図読み山行の準備段階の楽しみのひとつです。
今回は途中に菰釣山避難小屋一泊の計画が有ります。以前この時期に他の避難小屋に泊まった経験から小屋内は、日中には感じないが、夜になると非常に寒い(暖房したテントより空間が広いため、)と予想したようになりましたが、ダウンを着込み、特に夕食、コック長のMさんが腕を振るわれ、暖かいスープと野菜炒めをいただき、お腹も満足して、体力も回復しました。 避難小屋のメリット(今回のように、宿泊者がいなかった独占状態で使用出来る。荷物が軽減出来る)。
避難小屋のデメリット(宿泊者がいる場合はテントと違い、他人に気をつかう)。
実際の山行では、雪が予想以上に降り続き、ルート変更を余儀なくされ、菰釣山から南下せず、石保山~高指山~平野に下るルートで下山する。山行は天候変化等により、ルートは変化すること有り。これが山である。しかし今シーズン、雪山縦走が出来なかったが、この山行で、雪山山行の気分を十分味わう事が出来、参加して非常に良かったと思う。お世話になりました参加者の皆さんに感謝いたします。この地図読みルートは楽しみに残しておきます。
Mさん感想
菰釣山読図山行に参加した。初めて避難小屋に泊まりテント泊とはまた違った味を経験できたのは良かった。泊まったのは菰釣避難小屋だが、先ずスペースが広い。10人程が着席できる広いテーブルが置かれた共用スペースと、7-8人は問題なく眠れる就寝スペースが別になっている。1パーティーで使うなら廻りのテントに話し声が漏れる事を気にする事もない。また夕食で使ったコンロ・食器類・食品等を片づけることなく朝食準備にかかれるので有難い。板の間の就寝スペースには当然テントの如く共用マットを敷く必要がなく、個人マットのみ持参すればよいので装備が減る。
一方スペースが広い事は別の一面を持っている。暖房がないので夜中に冷えるのだ。テント内は天井が低く通常すし詰めの雑魚寝のため、隣人の体温・呼気によりシュラフ・室温共に温められるが、小屋は天井が高く隣のシュラフとの空間もあって冷え込む。よって冬期はシュラフと就寝着にはテントより防寒対策が必要だ。脚の痙攣持ちの自分には夜中の脚の冷えは想像以上に影響があり、下着を重ね着しなければ寝付けなかった。同じ悩みをお持ちの方には参考になったであろうか。
N の感想
計画のルートは歩けませんでしたが、念願の菰釣山に登れ、また予期せぬ雪景色の中を歩けて、満足の山行でした。4月の会山行で西丹沢:屏風岩山へ登った時に、山頂付近から菰釣山と菰釣山から南へのびる稜線を眺めることができました。ひときわ大きなピークである大栂を確認。当初の計画ルートを必ず歩き通したいものです。(写真の一番最後が屏風岩山から菰釣山からの稜線を写したものです。)
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菰釣山山頂 南への尾根は断念
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菰釣山避難小屋 貸し切りでした。
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西丹沢自然センター バス下車登山準備
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ミツマタを見ながら
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畦ケ丸への急登
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畦ケ丸避難小屋のストーブです。
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ブナの縦走路
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大界木山 ちらほらと小雪
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城ケ尾山山頂 雪がかなり降ってきました。
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城ケ尾山山頂 手前が三角点
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中ノ丸 付近の縦走路
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ブナ沢乗越 エスケープはここから
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避難小屋着 日没前でよかったです。
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夕飯準備 Mさんがシェフです。
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山小屋の灯
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小屋の中 出発前の打合せ
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菰釣山山頂
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菰釣山下山 新雪が中途半端で滑りやすい
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ブナの丸 地図を見るMさん
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西沢ノ頭 付近
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高指山
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山中湖方面へ下る |
4月会山行の屏風岩山から菰釣山(右側)
と今回断念した大栂(左側)の稜線です。
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