6月の山行
 
甘利山(1731m)~千頭星山(2139m)




★日程:2016年6月11日(土)(日帰り)
★参加者:5名
★コース:
我孫子5:33-5:47新松戸5:50-6:47西国分寺6:55-7:22高尾7:26-9:46韮崎10:10-(タクシー)-10:40広河原10:55-11:20甘利山(1731m)11:45-12:25奥甘利山(1843m)12:40-14:00千頭星山(2139m)(昼食)14:30-15:50奥甘利山分岐-16:10甘利山16:20-16:40広河原16:50-(タクシー)-17:20韮崎18:05-18:19甲府18:37-20:07高尾20:10-21:06東京21:17-22:01我孫子
★費用:交通費 \6,710
     電車:休日おでかけパス\2,670+\1,940(大月~韮崎間往復)
     タクシー:\2,100(往復/1人当たり)
★装備:初夏の日帰り登山の一般装備
★グレード:B (標高差:約500m)
★集中連絡先:TBさん



 甘利山~千頭星山のコースは南アルプス前衛の定番コースとなっていて、甘利山は入笠山、日向山、櫛形山と併せて南アルプス前衛の四天王(私が勝手に言っているだけだが)となっている。この中でこの山だけ行っていないので、いつか行きたいと思っていたが、どうせ行くのなら有名なレンゲツツジの時期に行きたいものである。今回の山行は丁度その時期に当たり嬉しい反面、混雑が心配ではある。
 当コースは会山行で何度も実施されているので、参加者が集まるか心配であったが、一応5人集まりホッとしている。我孫子駅で5人揃い出発である。天気もまずまずである。向かう駅は甲府のより先の韮崎で、かなり遠い。ちなみの貧乏人の私は茅野までであれば特急を使うという感覚が無い。車中は長いが、雑談したり、朝食を食べたり、寝不足解消の睡眠をとったり、ボケーっと外の景色を眺めたりで、なんとなく着いているものである。今回もそうであった。
 韮崎から予約していたタクシーに乗り込み登山口に。登山口の広河原ではもうレンゲツツジの群生が見られる。シーズンなので相当な混雑を予想していたが、さほどではない。


 身支度をして、SLのHTさんを先頭に歩き出す。山頂までの道は遊歩道の様で、途中50人位の大団体にも遭遇した。山頂付近ではやはりレンゲツツジの群生が美しい。但し、近くで見るとそのレンゲツツジも盛りを過ぎているのが解る。
 山頂にはあっけない位すぐに着いた。山頂は広く、たくさんのパーティがくつろいでいる。ちょっとガスっているが、うっすらと富士山が顔を出す。軽食をとりながらくつろいだ。


 甘利山を後に千頭星山に向かう。ここからは人が少ないと思っていたが、甘利山ほどではないが、すれ違うパーティーが多い。ややあって、奥甘利山の分岐に着く。ここから奥甘利山山頂まで直ぐなので、行ってみたが、富士山が綺麗な趣のあるピークであった。

 
 ここからいよいよ千頭星山に向かうが途中のピークである大西峰はどこか良くわからなかった。多分、途中の気持ちの良い高原があったので、その辺りだろう。ややあって千頭星山に着いたが、標識が無ければ見落とす位の冴えない山頂であった。事前情報で認識はしていたが、展望は全く無い。まあ見方によっては、深山の趣きがあるとは言える。我々以外には1パーティのみであった。ここでくつろぎながら遅い昼食をとる。尚、より進むと鳳凰三山の薬師岳に通じており、この先の大馴鹿峠への道は現在荒れ果てているとのことである。古いガイドブックを見るとこのルートが載っている。いつか歩いてみたいと思う。


 千頭星山を後に来た道を引き返す。ピストン山行よりもラウンド山行の方が楽しいのは当然であるが、この山ではピストン山行は仕方が無い。帰路は緩やかな下りで、登りより早く感じる。登りの時に気が付かなかった新たな発見も時々ある。
 奥甘利山分岐を超え、甘利山に着く。帰りのタクシー予約時間の16時を過ぎていてゆっくりはできない。携帯電話も圏外につき連絡がつかないが、時間の前後は相当ありうる旨を言っていたので許容範囲の遅れと思った。結局登山口には16:40に着いた。

 
 帰りは韮崎駅で蕎麦を食べ、ゆったりと帰路に着く。ちょっと遅くなった(実は計画通りで相当余裕を持たせていた)が、電車が空いているのが嬉しい。酒を片手にゆったりと談笑しながら帰路に。
 日帰りとしてはちょっと遠いが、甘利山はレンゲツツジが満開で、又、千頭星山に続く道も楽しいコースであった。楽しいメンバーに恵まれ、自ら楽しい一日を過ごさせていただいた。参加された方々、どうもありがとうございました。
                            (FR 記)

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