1984m | 1870m |
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雲海に浮かぶ月山と鳥海山/小朝日岳に向かう/大朝日小屋からの西朝日岳 3枚の写真が切り替わります |
◆日 程:2016年9月21日(水)夜~25日(日)朝(テント1泊、避難小屋1泊、夜行バス2泊) ◆参加者:5名(女性3名、男性2名) ◆コース・タイム:
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早朝6時に山形駅前に到着した。3列シートのバスで、4時間程度は眠れただろうか。8時過ぎに駅前をレンタカーで出発し、9時半頃に月山の麓の姥沢駐車場に到着した。登山道入口で1人200円の協力金を支払い、まっすぐ山頂を目指す。暫くすると木道になり、1,500-1,600mの森林限界を越えた辺りから、赤や黄色の紅葉が素晴らしい景色を見せてくれた。しかし、お天気が徐々に悪化し、小雨がパラつき始め、ガスってきた。突然に鳥居が現れ、山頂に到着。風雨も強まってきており、お参りもそこそこに下山する。幕営のキャンプ場に急ぐためにリフトを利用するが、結局5時過ぎになり管理人が不在であった。他に幕営している人がいないので、炊事棟内の空きスペースに、8人用テントを設営させてもらう。その後、「鶏と野菜炒め&春雨スープ」でお腹が一杯になり、広いテントでゆっくり横になれたのはいうまでもありません。 |
月山ルート案内図 ▲ | リフト乗り場(姥沢小屋) |
1500m辺りから一面草紅葉に | 庭のような「岩と草紅葉」 |
低木紅葉① | 低木紅葉② |
月山神社本宮 | 頂上小屋にて ▲ |
リフト乗り場(姥ヶ岳側) | キャンプ場の炊事棟 |
キャンプ場を7時前に出発し、24時間営業スーパーで今夜の食材を調達し、古寺鉱泉登山口から登山を開始する。「朝陽館」前を通り過ぎ整備された道を進む。ひたすら高度を上げ、途中、三沢清水の美味しい水で喉を潤す。古寺山に到着する頃には、周りの木々はほんのりと赤や黄色に染まり始めていた。間もなく樹林を抜けだし、目の前に小朝日岳が現れる。小朝日岳の手前の巻き道を通り、山頂には明日登ることにする。パラパラと小雨が降り出し、視界が数十メートルしかきかない。4時過ぎに大朝日小屋が突然現れてホッとする。小屋の中は50人程度の登山客で混雑していたが、あてがわれた3階は、我々5人だけで横になれる一角で、皆さんご満悦。早速、西朝日岳方面に10分ほどの金玉水へ水を汲みに行く。その後「豚鍋」で宴が始まる。管理人や都内からのアラフォー3人組との会話も弾んでいたが、消灯時間(8時)が迫り、お開きに。明日は4時に起床して5時には山頂に向かう予定だが、星空が見えており好天が期待できそうだ。 |
登山口の古寺鉱泉駐車場 | 古寺鉱泉「朝陽館」 |
合体の樹 | 古寺山山頂(1,501m) |
小朝日岳が眼前に | 大朝日小屋到着前の急登 |
大朝日小屋に到着 |
早朝5時に小屋から大朝日岳の山頂を目指すが、15分程度で到着する。夜明け間近の薄明りの中、寒さを感じながら御来光を待つ緊張感が好きである。 15分ほど経つと東の空が白み始めた。水墨画のような雲海が周り一面に浮かび、あちこちでシャッターがきられている。1時間ほど朝焼けを堪能し、小屋へ戻り朝食を摂る。帰り際に、小屋の前で管理人の阿部さんと写真を撮って別れを告げ、8時前に出発する。昨日は全く見えなかった、標高1,800m辺りからの絶景を眺めながら、ゆっくり下山する。月山、飯豊、吾妻といった東北の山々が一望できる。また北東側には、西朝日岳や竜門山が大きくそびえ、そこに繋がる雄大な稜線を見ていると、また来たいと思ってしまう。紅葉もしっかり俯瞰できる。 目の前の小朝日岳がどんどん大きくなる。小朝日岳山頂に着き、ここからの行程を相談する。昨日とは異なる行程で、景観も楽しめそうダとの判断で、鳥原山を経由して帰ることにする。無事に駐車場に戻り、途中の柳川温泉で汗を流し、18時過ぎに山形駅に到着する。その後、駅前の居酒屋で反省会。地元の芋煮や魚介に舌鼓を打ち、23時発の夜行バスで新宿に向かう。 |
夜明け前に山頂へ ▲ | 大朝日岳山頂にてご来光 ▲ |
雲海に浮かぶ月山と鳥海山 ▲ | 大朝日岳からの吾妻連峰 ▲ |
大朝日岳からの飯豊・吾妻連峰▲ | 大朝日小屋管理人と |
大朝日小屋からの西朝日岳 ▲ | 大朝日岳と大朝日小屋 ▲ |
帰路正面に月山・鳥海山 ▲ | 灌木の紅葉(1700m付近) |
小朝日岳に向かう ▲ | 鳥原山に向かう |
鳥原山から少し下った処の池塘 | 古寺川と古寺鉱泉駐車場 |
今山行で出あった花々は ➡ ・・・・・ 「ギャラリー」内の「山で出あった花々」 |
参加の皆さん、お疲れ様でした。ご協力ありがとうございました。 2016/10/13 K・M |