12月の山行
地蔵峠(1733m)・烏帽子岳(2065.6m)~湯ノ丸山(2101m)
(忘年山行)




# 実施日:2016年12月23(祝日)~24日(土)、1泊2日テント泊、吹雪~曇り
# 参加者:男性(6名)、女性(3名) 計 9名
# 経 費:(1人/8,200円)、高速代18,280円、ガソリン代10,827円、
     食料代16,393円、コンロ・燃料代2,300円、他 合計73,800円
# アプローチ:私有車 2台
# 行 程:

23日(祝日) 6:00/6:30 我孫子駅北口前 → 7:45/8:00高坂SA → 甘楽SA → 小諸IC→ 一般道にて食材購入 → 11:00地蔵峠/11:40中食~12:20 キャンプ場 テント設営~ 17:00夕食~ 21:00消灯

24日(土) 6:00起床/8:15 幕営地~ 10:00 尾根上~ 10:40/11:00 烏帽子岳山頂~ 11:45 中分岐~ 12:50 湯ノ丸山山頂~ 14:00つつじ平分岐~ 14:20キャンプ地 → 17:00上里SA → 19:00 蓮田SA → 20:20我孫子駅北口前

# 装備 :大型テント8人用ダンロップテント、4人用ダンロップテント、共同マット5枚、ガソリンコンロ一式、ガス仕様コンロ、コッヘル大一式、まな板、ガス仕様ランタン、共同水容器、冬山個人装備一般、他

はじめに:今回の忘年山行は浅間山から西に連なる連山の端にたたずむ峰、烏帽子岳・湯ノ丸山に登る宿泊山行だが、地蔵峠から登山口キャンプ場までは私有車でのアクセス。キャンプ場の周りはカラマツ林に囲また静かな自然環境の中にある。当日は早めにキャンプ場に到着。テント設営のあと、午後2時半ごろから(L)の乾杯の音頭で忘年山行の宴会に入り、宴たけなわの午後7時30分ごろ中締めで2016年忘年山行宴会、夕食会はお開き。そのあと消灯時間の9時まで、全員で山行談議(感動の場面)などに花を咲かせた。

# 山行第1日:Khさんの7人乗りの車にはTkさん、Ntさん、Msさん、Mtと大型テント類やザック(大)5人分。そして4人乗りのKtさんの車にはKmさん、Naさん、Hsさんとテント類、ザック(大)4人分が詰め込まれていよいよ出発。慌ただしかった、昨夜のパッキングや準備などから解放されたこともあり、車中ではリラックスできた。それと女性参加者3人が、往復とも同じ車に乗り合うことができたのもよかった。2台の車は三郷ICから上信越道・長野道の高速道路に入った。高坂SAで休憩を取ったあと、次の休憩場所甘楽SAを経て、小諸ICで高速道路から一般道へ。途中マーケットに立ち寄り、食材とアルコールを購入。11時ごろ地蔵峠の駐車場に到着。予想より早めの時刻に着いてしまい後ろめたさがあった!!。車からキャンプ場への荷物を取りだしたあと、昼食は外食することになった。駐車場には多くの車が停められていたいた。湯の丸高原スキー場が目の前にあり、積雪は少なめだがスキー客の姿も見えていた。昨日、積雪状況ネットで検索してみたところ、ここは人工の降雪機があり、雪が少なくてもスキー可能ということであった。
 ところで炊事用、私達のお水の確保が心配になった。もしかしたら、雪で水を作ることになるかも知れない。しかし予感は的中、湯の丸高原のキャンプ場には水を作れるほどの積雪はない。結局、水容器は2㍑入り3人分KmさんとHsさんと私の分と鍋にも2㍑強。食堂のお店から特別にということで(9㍑)の水を分けてもらった。キャンプ場の入口にゲートらしき鎖があったが、Khさんの車1台だけキャンプ場の中へ入れてもらった。お蔭で鍋の水、テント類の荷物や大きなザック数人分を積んでもらえた。空身でキャンプ場に入り、早速テントの設営に取り掛かる。傍らにテントの下に敷く大きな簀の子が積んであった。その簀の子を10数枚下に敷き、その上に大型テント8人用と4人用のテントが張られた。雪混じる霜解けのぬかるみには有り難い救いになった。
 午後2時30分。8人用のテントに全員が入った。テントの中には、ガソリンコンロとガス仕様コンロに火が点されて暖かい。そして、盛り沢山の豪華なお摘みが並べられている中、酒宴が始まった。宴もたけなわのころ午後5時ごろから夕食のスペシャルメニューであるミネストローネスープ作りがMsさんの手で始められた。その手際の良さはプロ級で、瞬く間に出来上がり、忘年宴会に続いて夕食の宴が始まった。Msさんお手製のピクルスとハムのお摘み、とても美味しく皆さんからも大好評であった。この間、消灯間際の9時近くまで、会山行の思い出話などの楽しい語らいは、尽きることはなかった。

# 山行第2日:朝6時に起床、夕べの作り置きのミネストローネスープを朝食にも摂りコヒーなどでの食事の後、登山開始の身支度を整える。この時もまだ昨夜からの雪が吹雪いていた。天候の心配もあり、SLTkさんのアドバイスにより、烏帽子岳へ向かうコースを登ることにした。吹雪いている雪が目に入り痛かったが、山道は新雪が積り思いのほか歩き易かった。周りの木々は樹氷で真っ白に染まりとても綺麗であった。冬山の寒さ身にしみていたが、雪山大好き人間にはこの心地よさがたまらなく嬉しく感じる。
 先頭を行くKhさんのペース配分が程良く、小烏帽子岳の尾根上にでると間もなく烏帽子岳の山頂に到着。記念写真の後、軽く行動食を摂り来た道を下りる。が、途中湯ノ丸山への中分岐に差し掛かり、しばし休憩。この時、皆からの提案で、天気も良くなってきたので湯ノ丸山へも登ろうということに決定。湯ノ丸山への山頂を目指して歩き始める。辿り着いた山頂は風が強く、かなりの寒さに耐えかねて直ぐに下山となった。途中つつじ平方面の分岐地点に下りて、地形図を見ていたNaさんのアドバイスで回り道のコースを採ることにした。つつじ平の中には入れなかったが、広い草原地帯の景色にしばし見とれた。スキー場を横切る(鐘)分岐地点でも集合写真をパチリ。ここから少し下ると直ぐにキャンプ場です。空腹に行動食を食べて、そのあとテント撤収に取り掛かった。いづれのテントの下に敷いていた簀の子もいつの間にか男性陣によって片付けらていた。撤収作業の完了と同時にザックなどの荷物を車に詰め込んでキャンプ場を後にした。ゲート出口までは昨日と打って変わって、サラサラの雪道に変身していた。
 帰路も昨日と同様、2台の車に分乗。車窓に雄大な浅間山を望みながら一路、我孫子へ向かった。途中上里SAで小休止し、次の蓮田SAで夕食を済ませ、午後8時20分過ぎ、無事我孫子駅前に到着した。
 車を出して下さったKhさん、Ktさん本当にありがとうございました。
 ご同行くださった皆さま、沢山のご協力を心からお礼申し上げます。


地蔵峠 駐車場





テント設営





キャンプ場




山へ、身支度




新雪の登山道




尾根上へ




烏帽子岳へ





写真、セット




写真セットから




やせ尾根




烏帽子岳山頂にて





標識の樹氷





烏帽子岳からの下山





樹氷




湯ノ丸山 山頂にて




下山





つつじ平にて




幕営地へ



※ 2016年2月、個人山行報告より快晴に恵まれていたキャンプ地からの烏帽子岳登山にて、晴れていればこの様な眺望なのです。ね/// 


晴天に恵まれて




烏帽子岳の眺望




晴天のキャンプ場



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