10月の山行



荒船山 (経塚山)

荒船山                                                             

 

○ 実施日: 2016年 10月23日(日)
○ 参加者: 4名(男性2人、女性2人)
○ 費用 : 約7150円
       (JR3150円、上信電鉄1800円,タクシー2000円、バス200円)
○コース: 我孫子05:31―06:04上野06:15―08:01高崎08:21―
09:23下仁田―(タクシー)荒船不動登山口10:30・・・
11:10星尾峠11:20・・・11:55経塚山12:05・・・
12:45艫岩(昼食)13:15・・・14:40相沢登山口・・・
15:20三ツ瀬バス停15:48―(バス)―16:12下仁田16:56―18:00高崎18:14―19:47赤羽19:51―日暮里―20:46我孫子




今年の会山行は紅葉の季節に荒船山に行ってみたいと思い、担当することにした。
最初、参加予定者は3人だったがNさんの声かけでIさんが参加となり4人になった。折角Nさんが一緒というこのチャンス、地図読みと磁石の実践講習を事前にお願いしておいた。
予定時間通り我孫子を出て上野で乗り換え高崎で一旦改札を出て、上信電鉄に乗り換え。窓口で往復割引切符があるか聞くと今日は一日乗り放題の切符の発売日と分かりその切符を購入する。下仁田までの約1時間のローカル線はノスタルジックな気分になる。下仁田駅で予約しておいたタクシーに乗り登山口の荒船不動へ。途中運転手さんの心遣いで、荒船山の全容が見えるポイントでタクシーを一旦停車してもらう。航空母艦と表現される荒船山は片側がスッパリと切り立っていて、これが艫岩なのだと見上げる。撮影ポイントは紅葉も始まっていて赤や黄色に染まった木々の後ろに大きく独特の形の荒船山の写真を撮り、登山口の荒船不動に向かう。実はここは長野県に位置することを昨夜地図を見ていて初めて知った。
Nさんが地形図のコピーを準備してくださっていて、まず地形図と磁石の合わせ方を教わる。Oさんと私は磁北線とは?等高線とは?と基礎の基から習うビギナー生徒。Iさんは既に地図読みをマスターしていてデーターを書き込んだ地形図を持ってきていた。前回の山行でNさんに習ったとのこと。途中、勉強、復習の為、磁石で方向を確認しながら歩き、星尾峠に着く。風情のある静かな峠で一休みして、経塚入口の分岐まで順調に歩く。そこを右方へ折れ荒船山の最高峰経塚山に向かう。ぬかるんだ道に一面の落ち葉、歩きにくい登りだ。その上風が吹き、晩秋を感じさせる。頂上に祠と三角点があり、それをバックに集合写真を撮る。眺めは期待していた程でなく早々に分岐まで戻る。そこでも地図と磁石の確認と復習。自分で理解できるようになりうれしくなる。時計を見ると、もう12時を過ぎていて、帰りのバスの時間から逆算するとそうはのんびり歩いていられない。艫岩へのブナ林の歩きは平坦な道で紅葉も楽しめる。この辺りが下から見た時、平に見えたところになる。やがて東屋が見え、艫岩展望台に着く。遠くは霞んでいたが浅間山は見えた。転落しないよう注意しながら直下の景色を見る。30分で昼食休憩を済ませ、相沢方面の分岐から下りる。いきなり急な下りが始まったが階段になっていて手摺りもついていた。杉林のジグザグの道を下り、大きな岩と祠のある中の宮で立ち止り見上げる。それにしてもおおきな岩だ。その後も急坂だが一本道で迷う心配なく相沢登山口に到着。バスの時間を気にしながらの下山だったが三ツ瀬のバス停では湯を沸かしコーヒーを入れる程の余裕があった。下仁田までのバスから見えた山々は形が皆ユニークで登って見たい気がする。
高崎での乗り換え時間は14分間、Oさんお勧めの「鶏弁当」の売り場を探すのに意外と時間がかかったが、なんとか予定の電車に乗車。4人席のボックス席に座ることができ、美味しく弁当をいただきながら今日一日の歩きを振り返り話がはずみ、居眠りすることもなく赤羽、日暮里で乗り換え、家路に着く。
以前読んだ本の中に地図が読めるのと読めないのでは楽しみ方が違うと載っていたが今それを実感している。これも地図読みに詳しいOさんの参加のおかげと感謝している。


荒船山全容

登山口の荒船不動 星尾峠標識
星尾峠にて   経塚山に向かって
経塚山山頂 地図読み
艫岩展望台でカメラのシャッターを押す
 艫岩からの紅葉
相沢への下り 相沢分岐標識
 バス停でコーヒータイム

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