7月の山行

蕎麦粒山

     
   1.実施日    2017年7月15日(土)

2.参加者    4人(男性3人 女性1人)

3.行程

  【交通往路】
   新木5:15-我孫子5:33-5:47新松戸5:50-6:47西国分寺6:55-
   7:01立川-7:15-8:21奥多摩8:35(西東京バス)-9:10東日原
  【登山コース】
   東日原9:21-12:20一杯水小屋―12:50―14:20蕎麦粒山14:30-
   15:50笙ノ山16:00-17:34川乗橋  
  【交通復路】
   川乗橋17:34(バス)-17:55奥多摩駅18:10―神田―上野―我孫子―
   新木20:04

4.集中連絡先  KMさん

5.山行概要

  三連休の初日7月15日。日本列島は太平洋高気圧に覆われた影響で最高気温35
度以上の猛暑日となった そして 奥多摩も本当に暑かった 奥多摩駅に8時21分に着いて 改口を出ると登山客で大混雑だった 東日原行きのバスは3台に増便されていた。 川苔山の登山者が多いようだ並んで待って 私達は3台目のバスに乗車 最後に乗った方は係員に押さて乗車するほどだった 暑いのに自分も含めて、山好きな人は多いなと実感する。
 
 東日原バス停から一杯水小屋までの道は、昨年の秋に雲取山の長沢背稜の下山ルートで下りた道なので、 ゆっくりと登って行けば大丈夫だと思っていたがこの日は暑くて、歩き始めて1時間もしないうちに、息が上がってきた 何回か休憩をとってもらった 皆さんも大汗でTシャツがびっしょりと濡れていた 優しいTKさんが私のリックから水2リットル分を持ってくださったし、樹林帯からの涼風も吹いてきたのが良かったのか すっかり元気になった 小さな森の妖精「ギンリョウソウ」を発見、癒される。

 しばらくジグザグの道を進むと緩やかな道があり お喋りもできるようになった 一杯水小屋に到着し ベンチで昼食 冷凍みかんが美味しかったな 小屋の前に2017年3月に行方不明になった55歳の男性の写真が貼られていた。家族の事を思うと... この前の遭難対策係の方からの講演会の報告にあった残された家族の大変さを思う。早めの発見を祈るばかりだ。歩いて5分くらいの所に、水場がある。水がホースから、ちょろちょろ出ていたのを飲んだらおいしかった 暑い時の山の水はありがたい。

 一杯水小屋から蕎麦粒山までの道は、猛暑日とは思えないくらい、ブナ林が日影を作ってくれて快適な歩行だった。ブナはいいな。 蕎麦粒山の山頂は広くはないが川苔山がよく見えた 蕎麦粒山の名前は山頂にある尖った石の形が蕎麦の実に似ていることか付けられたそうだ 恒例の山頂の記念撮影.カメラと三脚を持参したISさんが良い写真を残そうと何度も取り直してくれた。
 
     
 
東日原バス停に到着  蕎麦粒山 登山道入口 
入口にある標識に標高760mmとある  この先から急登となる 
風が無く ムッとする森の中  「この先 道狭し!通行注意」
心地よい風が抜ける尾根で休憩  ギラギラと夏の陽射し 
広い尾根を歩く  一杯水避難小屋前で昼食
一杯水500mm貯るのに5分以上かかる 整備された尾根を歩く 
棒坑の頭 分岐  山頂に到着 この岩が蕎麦粒? 
     
  さあ、これから下山。笙ノ岩山を通過しての下山道が分かりにくいとの情報を聞いていたが その通り。男性陣が地形図やスマホを使って3者会談の協議の上、道を見つけて、下山した
       
 しばらくは歩き易い道だったが小石の多くある神経を使う道となった。前日の雨で滑り易い状況皆さんも何度か転んだ。そのあとは下りと上りを何度も繰り返す。そして、笙ノ岩山に到着。この時間帯は無風で樹林帯の中に入るがとても暑い。疲れもあり、だんだん沈黙状態に予定時間から遅れていたので、下山時に暗くなってしまうかもしれないとか19時07分のバスかなとか、ちょっと焦りが出てきた。しかし、我孫子山の会のメンバーは冷静だ。安全第一魔の午後2時を慎重に歩いた
 
     
蕎麦粒山 山頂にて  下山開始 
笙ノ岩山に到着 皆さん汗だくです  滑りやい急坂を下る 
川乗橋バス停の標識 時刻は16:34  バス停標識からバス停まで1時間掛った 
     
  そして、やっとこさで、舗装道路が見えた。時計を見ると17:34。予定していた1本遅れのバスの時刻だ これを逃すと1時間半待たなければならない。みんなで走った。走った。みんな必死だ。バスが見えるとバスに向って、待って下さいと叫びながら。一番速かったのはTKさんだ。おかげで暮れかかる夕方のバス停待ちをさけられた。

 火事場のバカ力。約7時間の猛暑での修行を終えた後なのに、みんな凄い。奥多摩駅近くONさん御用達の餃子屋さんの餃子とビールを楽しみに下山したがお客様が多くて、入店できなくてがっかり,今年の5月の六つ石山の帰りも寄ったが満員で、2回、ふられた。しかし店の女将さんが気の毒に思ったのか野菜ジュースをくれたので、また次の山行の下山後にも絶対寄ろうかな。まったく、単純だ。夏の低山歩きは訓練の場。持久力がついたかな。みなさんの山の知恵と根性で乗り切った山行でした頼りないリーダーにご協力、ありがとうございました。        (AB記) 
 
     

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