2月の山行

奥武蔵・秩父 
 ユガテ(290m)~越上山(566.5m)

山並みの展望
◇実施日:2018年2月24日(土) 日帰り
◇参加者:(3名) Am、Tk、Mt
◇行程 :6:28我孫子 → 7:20/7:35池袋(西武池袋線) → 8:24/8:28飯能(西武秩父線) → 8:55東吾野 9:10―橋本山 ― 10:45/11:10ユガテ ― 11:30/1140エビガ坂 ― 12:00十二曲り ― 13:15/13:30 越上山 ― 13:50諏訪神社 ― 14:30/15:00顔振峠 ― 16:02/16:18東吾野(西武秩父線/急行・直通) →17:35池袋 → 18:05日暮里 → 18:40我孫子   (歩行約:6時間)
◇標高差:歩行距離・約 12km、上り(436m)、下り(384m)
◇装備:雨具上下、防寒着、軽アイゼン、ストック、テルモス、行動食、ツエルト、他
◇費用:JR 1,280円、バス代 往復 1,170円 計2,450円
◇ 概要:
 山行当日は、暖かく穏やかな晴れの天気に恵まれた。参加メンバー(3名)は、JR常磐線我孫子の車中にて合流。池袋から西武池袋線に乗車、飯能にて乗換え東吾野にて下車。衣服調整のあと、これより街中を通り福徳寺を目指す。高麗川を渡り、行く先の虎秀分岐から閑静な佇まいの福徳寺が見えてきた。福徳寺、阿弥陀堂重要文化財は固く閉ざされて中を見ることはできなかった。福徳寺の脇から右に分かれる道に入り、落ち葉混じりの山道へ。山道は歩き易いけれど、道幅は狭くなかなかの急登が続いている。樹林帯を登りつめて行くと、明るく開けた頂に丸太や角材のベンチが設置されていた。頂には橋本山の標識があり、ここでしばしの休息。
 
阿弥陀堂 ユガテ・道標
 
福徳寺  ユガテへ 

伐採された、頂にて
  この後もアップダウの繰り返しが続く中、車道が現れ、製材場の家の前を通り抜けると、明るい平地のユガテ(290m)山頂に到着。山面に面した農家の前には畑が広がり、素朴な山村の集落にはロウバイの花が満開に咲き誇り、柑橘類の木々にオレンジ色の実をたわわにつけて伸びやかにそそり立っている。長閑な景色に魅了され、しばし芝生のベンチでのんびり過ごさせていただいた。
 
ユガテ、入口  芝生の広場 
 
 Nmさんの畑の前で  耕作地の畑 
 
ユガテを後にする 農家庭先のロウバイ 
 
ロウバイの花、透きとおる美しさ  黄金に輝く、福寿草 
 そして、ユガテを後にすると、農家の庭先の花壇には“福寿草”の花が黄金に輝き綺麗に咲いていた。その側を通って、エビガ坂の分岐に差し掛かるが進路を左へ取り、尾根道を登り十二曲分岐を経て森林の気持ちの良い山道を行く途中、右側に一本杉峠へ向かう登山道が見える。さらに、越上山を目指し道標を気にかけながら歩を進めたが一向に出てこない。ようやく諏訪神社奥?鳥居の前に来て越上山の標識を発見。しかし、なんと越上山は既に通り過ごしていた。地図上の小さな分岐地点を見逃していたのだ。ここから少し引き返し、露岩の道を登る。頂の直下では切り立った岩石に注意しつつ登り詰め、ようやく樹林に囲まれた越上山山頂に到着した。三角点で遅い昼食を摂ったあと、来た道を下り、程なくして広い境内の諏訪神社前に出た。
 
 エビガ坂・分岐点  飛脚道

十二曲り分岐 

越上山 山頂にて 
 
 諏訪神社 顔振峠へ右折 
 
分岐点  ミツマタの花の木々 

奥武蔵の風景 
 進路を右へ。(義経が何度も振り返ったという)顔振峠に向かう道はアスファルト舗装の歩きに変わった。進み行く前方に、マップの写真で見覚えのある奥武蔵の風景が見られた。顔振峠に着いて、縦走コース最後のピークである見晴らし台にも登る。頂の雨乞塚(574m)には祠がひっそりと祀られていた。茶店の前から、下山ルートの山道を辿り東吾野駅に到着。


 ご同行の皆さま、ありがとうございました。今回の山旅にて、登山口に向かう虎秀辺りでユガテへ畑耕しに行くという(Nmさん)に出合った。ユガテの高地へ畑作りに通っているとのこと。畑までご一緒することになった。山登りもする方とのこと、「燕岳」に登ることが夢とのことでTkさんからアドバスを受けていた。その際、Tkさんが「我孫子山の会の名刺」をお渡ししていましたが、帰宅するとその日のうちに(Nm)さんから「ジャガイモの畝つくりと 少々の野菜の種まきをした」というメールが届いていたとのこと。また、サブリーダーのAmさんとも意気投合。素敵な出会いがありました。 (Mt記)



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