①雲が取れ姿を表した富士山 ②塔ノ岳山頂からの夜景(横浜側) |
1.実施日:2018 年2月23日(金)~24日(土) 2.参加者:I、K、N(L)、M(SL) 3.コースタイム 23日 我孫子5:33-柏5:39-6:42代々木上原乗換6:43―渋沢7:53着 バス8:08―大倉8:30 準備後8:50…堀山の家11:30… 11:40花立山荘13:20…塔ノ岳山頂14:00 (泊) ダイヤモンド冨士 17:20夕食17:40 消灯20:00 24日 起床5:00 朝食5:30 御来光6:25 塔ノ岳7:30…大日小屋8:30… 行者ケ岳9:30…烏尾山10:15…11:10三の塔11:40…1050m アイゼン外す…三ノ塔尾根…14:25大倉バス停14:40…15:00渋沢 …(反省会)…19:00我孫子 4.標高差 (初日 +1200m 二日目 +200m ‐1200m 歩行 計画 初日5時間半 二日目 7時間半 休憩含む 実績 5時間10分 7時間 休憩含む 5.地図: 昭文社:丹沢 地形図 (1/25000 大山) 6.装備: 個人:水分 行動食 防寒具 軽アイゼン ストック サングラス スパッツ 共同:ツェルト バーナー 小コッヘル 7.費用: 交通費のみ 往復 電車 2730円 バス 420円 小屋2食付き6500円(夕:カレー 朝:おでん) 9650円 8.集中連絡先:Yさん 9.概要 今回の、目的は①夕陽のダイヤモンド富士、②夜景、③御来光、それと、④相模灘に浮かぶ島々 ⑤お手軽な雪上歩行二日間の採点結果 ①×⇒〇 ②〇 ③〇 ④× ⑤〇 でした 大倉尾根ではIさんと堀山の下の標高900mくらいのNo27の看板を確認。小草平の沢を詰め上がった所だ。1128m付近が天神尾根の分岐があるところで、コンパス片手に尾根の分岐を探したが見つからない。尊仏山荘の歩荷はこの尾根を使うそうだ。山荘で話した方は車で来て、天神尾根を登ったと話していた。 大倉尾根を登る我々と前後して3人組の男性のザックには大きな三脚があって、明らかにダイヤを狙っているようだった。空を仰ぎみても雲に覆われている。あまり早く頂上に着いてしまっても、この天気じゃあということで、花立山荘の前でコーヒータイム。山荘の少し下で鹿を見かけるが、人を見ても動じない。4年前はこのあたりから雪がたっぷりになって、雪山の雰囲気だった。今年が例年通りと言うことなのだろう。軽アイゼンは持参しているが、装着する必要はない。塔ノ岳頂上に着いても、周囲360度は、まったく視界なし。夕方の日没までに雲がなくなるか・・・・。 |
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大倉バス停→尊仏山荘→塔ノ岳→行者ヶ岳→三ノ塔→大倉バス停 |
大倉高原山の家(大観望)への標識 左側に進む |
歩幅が合わない階段が続く大倉尾根 |
堀山の家 花立山荘 |
崩落地 滑らないよう慎重に渡る |
塔ノ岳まであと少し、ガスがかかって来ました |
塔ノ岳山頂・尊仏山荘に到着 |
小屋の中でストーブの周りで暖を取る人も、ほとんどがダイヤモンド富士目当ての人のようでした。テーブルの上で、ささやかな乾杯などをして、2階の4人部屋にごろっとしていると、少しうとうとする。気が付くとなんだか静かだ。1階に降りると、誰もいない、外がやけに明るくなってきた。あわててカメラを持って外に出た。 おお!!雲が切れかかっている、富士山のシルエットが見えてきた。それからは、刻一刻と太陽が沈みこむまで、シャッターを何度も押し続けた。他のカメラマンも富士山に向けてカメラの列。三脚がいくつもならんでいる。Iさんも三脚を構えてシャッターチャンスを狙い続ける。2月23日に塔ノ岳からダイヤモンド富士が見れたのは4年ぶりとのこと。ちなみに次は今年の10月18日だそうな |
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乾杯!ウインナ(Nさん持参)をバ-ナ-で焼いておつまみに これが上手い! |
雪もやみ、カメラマン・宿泊客が集まる |
明るくなり、ダイヤモンド富士を期待する人達が、その瞬間を待つ |
その時!山小屋の窓に!ダイヤモンド電球富士がっ!(Nさん撮影) |
夕食はカレ-です(おかわり自由)おかわりのライス小と中の量は同じだった |
時刻は20:25オリオンを撮るなら0時がベストと聞いたが寝てしまった |
夕食のカレーは、まったく期待してなかった。どうせレトルト並みかと思っていたが、なんのなんの、普通のカレーだったので大満足。ごはんもカレーもお代わりしました。翌朝のおでんも全く期待してなかったのですが、これまた結構でした。 日の出前に外へ出ると、西側に 富士山が見えている。東側は少し雲があるが、あの雲から上に出てくるはず。冨士狙いの人が、6時ごろから待機して入れば日の出と同時に赤富士が見えるかもということだったが、外に並ぶ三脚は確かに、日の出の方向ではなく富士山の方に向けて何本もたっている。私は日の出も、反対側の赤富士も写したい。西や東にきょろきょろしまくる。残念ながら富士山は赤く染まりませんでした。 7時半、軽アイゼンをつけて出発。7~8割が雪道だったろうか?木ノ叉小屋を過ぎて、新大日小屋に着く。札掛から長尾尾根を登ってきたことを思い出すが、2016年5月のシロヤシオがすばらしく、静かでいい尾根だった。行者ケ岳の手前の鎖場も、鎖があるので、楽に登れた。アイゼンがなかったらちょっと危ない。昔の地形図は1209mが行者ケ岳となっていたが、今は修正されて次の、1182mPが行者ケ岳となっていた。ちょうど行者ケ岳で休憩をしていたら、単独のスラっとした若い女性が登ってきた。大倉から三の塔尾根を登り、3時間で着いている。早すぎ!!烏尾山の手前で、背負子に子供をのせて、4~5歳の男の子を連れた若夫婦にすれ違った。この先の鎖場どうするの?なんとかなるえしょう・・・とニコニコしているので写真を撮らせてもらった。カメラを向けたら、旦那さんが背負子のお子さんがよく見えるように、向きを変えてくれた。あの鎖場どうやって通過したんだろうか? |
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7:30出発 快晴の中 三ノ塔を目指す 肩越しに富士山 |
新大日に向う |
新大日 行者ヶ岳 |
行者ヶ岳に向う |
凍結した岩場を登る(軽アイゼン装着) |
下から写真を撮るNさん、それを上から撮るKさん |
三ノ塔にて休憩 山頂は広く展望が良い |
牛首分岐から登山道に入り再び萩山林道に出る |
三ノ塔尾根NO1 渋沢駅前「いろは食堂」にて打ち上げ |
三ノ塔からの富士山も見えたら堂々とした姿なんだけど、今日はダメだった。 (三ノ塔の手前200mくらい、地蔵があるところから北東方向、札掛に向けて通称 ヨモギ尾根があるが、この尾根もおススメ。登山地図にも丹沢詳細図にも載っていない。機会があれば歩きたい。ヨモギ尾根を登ってきた男性(単独)から一言二言、話を聞く 三ノ塔で大休止、予定よりも少し早く着いたので、コーヒータイム。富士山は見えなくて残念。三の塔尾根を快適に下る。標高1000mくらい、ちょうど葛葉川の沢登りで詰めあがった所くらいで、アイゼンを外す。ここ数年葛葉の帰りにいつも下っていて、展望もないし, 面白くないと思っていたのだが、西側の落葉樹の葉が落ちていて、大倉尾根などの稜線が見えて三の塔尾根を見直した。予定より早く下山したので 渋沢駅前のいろは食堂で軽く反省会を行った N記 |
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