☆概要 |
16日朝、我孫子駅7番ホームで9人が集合。目的地は山梨県東部の大月。大月駅を起点として、周回して駅に戻るというコースは大抵の人が丸山公園ふれあいの館方面から入るが、忘年山行ということもあり、昼食を広い場所でとるために逆コースとした。 駅を出て振り返ると線路の北東に岩壁が見えた。山から遠ざかるように歩道橋を渡り線路を越え中央高速の高架下をくぐり抜けて浅利川に沿うようにして登山口をめざす。天気予報がうまく外れて青空のもと真白き頭の富士が望めて小さな歓声があがった。 R512に合流したあとは道なりに進み右に天野木工所を見て左にカーブし、左手に松野屋を確認したら今度は右にカーブしてR152と別れ下りて行くと山道に入る。一軒の民家を左に見ながら右折し進むとすぐに左へ曲がる標識があり急な階段を登って行く。 滝子山や雁ケ腹摺山などを遠望しながら稚児落としへ。断崖絶壁の壁が見渡せた。 尾根を進むと小さな祠があり、ほどなく天神山へ。その先、 コースで一番の難所、そしてスリルを味あうことのできる兜岩の鎖場は秋の台風の影響で通行禁止になっていたので林間コースを行く。 林間コースといえども兜岩入口に出る最後の急斜面はこちらからは急登、対面したパーテイは急降下、こちらは9名ののぼり、あちらは15名の下り。下りてこられてもすれちがうほどのスペースがない細い道だったので待ってもらい先にこちらから一人ずつロープを頼りに登っていった。 全員登りきってさらに進むとまた鎖場があった。今度は短い鎖場だが2回降下して築坂峠まで下った。峠から登りなおして、やっと岩殿山直下となり揚城戸跡を越えさらに番屋跡や馬屋を越えて登って行く。 頂上の手前に東屋があったが先客に陣取られていた。近くの小高い場所で昼食をとった。ここからも富士山がしっかり眺めることができて出発前の富士山期待薄!の心配はなくなり嬉しかった。 ここまで穏やかな晴天に恵まれていたのに15時前になって急にまるで神風のような強風に襲われ後片付けしている物がことごとく飛ばされそうになり、追い立てられるようにして下山することになった。 山岳写真家である白籏史朗写真館がある丸山公園ふれあいの館までおりると風も止んでいた。目の前の小高い山が丸山らしい。人のよさそうな館長さんが史朗さんの生家はあの辺ですよと眼下の大月の町をさして教えてくれた。 迂回コースからR139に出て右折し笹子川にかかる橋を渡ってもう一度右折すると間もなく大月駅に帰って来た。
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