8月の山行
雨乞岳[2037m)山梨県



  雨乞岳山頂で


実施日   2019年8月17日(土)  
参加者   男性3名、女性1名 計4名 
行程  我孫子(5:33)→新松戸(5:46/5:50)→西国分寺(6:44/6:55)→立川 (7:01/7:20 あずさ1号)→小淵沢(8:53/9:00)→(タクシー)→ ヴィレッジ白州登山口(9:30/9:40) →水場(11:30/11:40) →山頂 (12:50/13:30) → 水場(14:40)→ヴィレッジ白州登山口(16:15/16:20)→ (タクシー) →小淵沢駅(16:50) 駅前の蕎麦屋で夕食後 (17:51 あずさ56号) →立川(19:30/19:34)→西国分寺・新松戸経由 我孫子着(21:08) 
費用  11,050円(交通費のみ) JR:8,750円(休日おでかけパス 2670円、 大月-小淵沢往復 乗車券2980円、立川-小淵沢 往復特急券 3100円) タクシー:2300円
標高差    870m
装備   夏山日帰り一般装備 


 概要
 雨乞岳は甲斐駒ケ岳の北約8㎞に位置する2307mの山。近くの日向山は過去の山行記録があるが、この山は今回が初めての会山行の様だ。 メンバーは男性3名、女性1名。山行日はお盆休みの終盤。天気予報は晴れで猛暑が見込まれた。今回メンバーの2名が参加したその前週の雲ノ平~鷲羽岳山行が、夜行バス移動の後、酷暑の中を4日間重いテント泊縦走荷物を担いで長距離を歩き、日照りと渇きでくたくたになった残像が残っていたため、参加者には水を充分用意頂く様お願いしておいた。 


   
  ヴィレッジ白州登山口で  道標がきちんとしている

 
  よく整備された登山道と樹林 水場の標識 
   ところが現地に着くと薄い雲が広がっており、涼しい。これはラッキーと樹林帯入口の登山口から登り始めた。 驚いたのは、余り知られていない山ながら道は木の階段、木道、広い砂利道様と良く整備されており、道標もきちんと立てられていて実に歩き易い事。また傾斜も緩やかで、息が上がることもない。樹林は間伐がきちんとされて風が良く通り、鳥の鳴き声が聞こえてまるで高原のハイキングコースの様。必然的に歩行中のお喋りも多くなる。一方登山者は少なく、途中トレイルランナーを中心に数人すれ違ったのみ。 途中から笹が多くなってきたが、道ははっきりしており藪こぎをすることもない。  2時間程快適に歩を進めた頃から傾斜が急になり始め、最後の標高差200m程のやや急登を登り終えると山頂に着いた。 登山口との標高差は約870mだが、それ程の標高差を登った実感は殆どないままであった。山頂の南側は少しガスがかかっており、甲斐駒ヶ岳は望めなかったが日向山が見えた他、北杜市の市街地やS社の白州醸造所等下界の景色が綺麗に見えた。山頂には他に2名のパーティーが昼休みをとっていたが、彼らは地元の人で山は殆ど地元しか知らないとのこと。この雨乞岳は、地元の人にとっては休みの日に早起きし、良い天気ならそれから登る準備をしてでも充分登れる感じの山で、こんな静かで穏やかな山が地元にあればいいだろうなと羨ましく思った。山頂で小一時間の昼休み。KWさんの故郷の話等で和やかに盛り上がった。

 途中から笹原となる


山頂から見る下界の景色。 S社の醸造所が見える 


下りの笹原 
 
   下りも同じ道を歩いたが、登りの景色と少し違う感じを受けたところもあり、その理由を考えている内に登山口に着いてしまった。雨乞岳は、そんなとても優しく穏やかに登れる良い山だった。 
記 TM )  

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