12月の山行
「個人山行報告」
阿寒湖周辺





報告者:H H

 GO TO 利用する内容優先の山行として選定。阿寒岳の最高峰は雌阿寒岳。なので
雄阿寒岳の登山人気は低いはず、静かな山歩きが楽しめると思った。最終日は時間制約があるので阿寒湖畔スキー場の上にある白湯山まで歩く計画。初日は阿寒湖周辺の散策。不参加者が出て2人で実施。計画当初利用予定だったAir DOが計画欠航にすると11月20日に連絡がありJALパックに変更して実施することになった。
★日程: 2020年12月11日(金) から 2020年12月13日(日)
★交通往路: 12月10日(木)ゆめみ野-羽田空港第3ターミナル(就寝)
12月11日(金)羽田空港8:10-(JAL)-9:45釧路空港10:55-(バス)-12:10阿寒湖バスセンター
★現地日程: 12月11日(金)エコミュージアムセンター、その周辺の散策路、アイヌコタン、観光案内所、高級ホテル内などを見て歩きして阿寒湖周辺を楽しんだ。
思いのほか積雪はごくわずか。山中上部の積雪に期待した。
12月12日(土)宿8:30-雄阿寒岳5合目-16:50宿
12月13日(日)宿9:00-白湯山-13:40宿
★交通復路: 12月13日(日) 阿寒湖バスセンター16:00-(バス)-17:10釧路空港19:55-(JAL)-21:45羽田空港22:10-(鉄道)-23:50ゆめみ野     
★費用: 交通費 ゆめみ野-羽田空港駅往復 3000円、釧路空港-阿寒湖バスセンター往復 3500円、空路往復とニュー阿寒ホテル2泊朝夕食つきJALパック30200円  地域共通クーポン7000円受領
★装備:、冬防寒着、雪用ゲーター、首保温着、ポール、アイゼン、軽アイゼン、手袋類多数、着替え、保温瓶、三脚、カメラ、レンズ、食料、着替え、地図、救急セット、手袋、フリース、帽子など
★参加者:NY 、HH
★感想:ホテルの前にある観光案内所の話だと気温が例年より5度ほど高いとのこと。街中の積雪はごくわずか。標高400mほどあるが。日本海側に位置する場所ではないので寒いものの大量の積雪はしにくいが。
雄阿寒岳の登山口まで徒歩で50分程度かかるがタクシー使わず出向いた。もともと登頂にこだわらない登山。雌阿寒岳は百名山目的で入山多いはずだが雄阿寒岳は入山少ないと思っていた。登山口の登山届でわれわれの前に2組がこの日入山したにすぎなかった。入山時刻がこの人たちは早いので登頂目的とみた。この登山口は阿寒湖の美しい姿が脇にある。阿寒川の流れも美しい。昨年登頂した雌阿寒岳は雨のなか頂上付近の景色も楽しめずに終わったが今回は登山口付近が美しい。太郎池、次郎池という池を見て進んでいく。このあたりも美しい。そして積雪はわずかなので登山靴だけで登っていく。
それなりに登山の距離はある。4合目あたりから積雪が増し下山時は登山靴だけでは危ないかも。5合目になり積雪が増す。木、枝にも積雪が急に増し景観が変わった。稜線に到着。時間的にはもう下山してもよいと思った。この先進んでも景観に大きな差が無さそう、登頂までは1時間はかかるので昼食をとり下山開始することにした。そしてアイゼン、チェーンアイゼンを各自取り付けた。
途中、太郎池などで三脚を立てて写真撮影もした。北海道らしい景観。何か本州とは違う。標高低くてもダケカンバがある。川の流れが違う、川は力強く流れるところが多く


印象的。寒い季節だからか苔の色が独特。
今回宿泊したニュー阿寒ホテルは阿寒湖温泉の浴場があるが、屋根付きの浴槽とともに
屋上の温泉プールがある。ここからは阿寒湖畔にあるホテルなので阿寒湖の展望がすばらしい。閉ざされた空間ではないので解放感がありとても記憶にのこる宿になった。
そして食事も食材豊富で楽しめました。
2泊目の夜はアイヌシアターで火祭りというお題のアイヌ民族ぼ踊りを30分程度だが見学した。以前行った屈斜路湖の近くにもアイヌ村があったし湖はアイヌの生活がしやすいのだろうか。
3日目最終日は白湯山の展望台と呼ばれるところまで歩く。登山口はスキー場。スキー場はオープンしているものの自分たちが歩いたゲレンデはオープン前。そこを登っていった。登りすぎたが白湯山への道に入り登っていく。途中エコビジターセンター近くにもあったボッケがあった。雪が少ないなかで、このボッケの湯気による霧氷が美しさを増した。
さらに高度を上げて白湯山の展望台に到着。雄阿寒岳は雲により上部が見えなかったが
しばらくすると見えだした。阿寒湖も見えるし絶景です。ここまで上がってくると少な目ながら積雪もあり景色がよくおすすめの場所だった。ホテルへの帰着を14時半と考えていたのでさらに進むことなく下山開始。時間が早いので途中で昼食にすることにした。無事スキー場まで下りてきて道の脇を流れる川の風情を感じながらホテルまで戻った。着替えなど済ませて時間が十分にあるので荷物の見張りを兼ねて交代でホテルから土産を購入に出かけた。16時発のバスにバスセンターから乗車し空港でゆっくり更なる土産の購入を済ませ搭乗し帰宅に向かった。

 
阿寒湖の氷





阿寒湖の夕暮れ





宿泊したニュー阿寒ホテル





アイヌコタン1





アイヌコタン2





阿寒湖の霧





太郎湖畔





阿寒川1





阿寒川2





阿寒湖の向こうに雌阿寒岳





雄阿寒岳からの阿寒湖





下山し夕暮れ近い太郎湖にて





ホテル群と雄阿寒岳





阿寒湖スキー場から





白湯山のボッケ





白湯山登山道





白湯山頂上付近にて





白湯山下山途中にて





白湯山から眺める二人





雄阿寒岳の眺め1





雄阿寒岳の眺め2



     
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