5月の山行

檜洞丸(1601m)

 

★実施日:  2022年5月22日(日) 
★参加者 男性3名 
★コース:

我孫子5:426:52代々木上原6:558:16新松田駅8:25(バス)9:33箒沢公園橋9:4511:20板小屋沢ノ頭11:3512:45テシロノ頭13:0513:40ツツジ新道分岐-13:55檜洞丸(1601m)14:1515:05展望園地-16:05ゴーラ沢出合16:2016:50西丹沢ビジターセンター17:05(バス)18:14新松田駅-相模大野-新宿-日暮里-我孫子                                                       

標高差:登り1081m 下り1061m 歩行時間:6時間25

 
★携帯装備: 春山の日帰り登山の一般装備 
★費用(一人分): 

食費含め約\7,000

交通費 \5,120(電車:\1,470×2 バス:\2,180(往復券)) 

 
★集中連絡先: MTさん 


【プロローグ】

 檜洞丸は西丹沢の盟主であり、首都圏にも関わらず奥深い山。日帰り山行としては、ややハードな部類に入るだろう。これからの夏山縦走に向けてのトレーニングに最適だと思う。丁度シーズンと思われるシロヤシオに癒されながら、この丹沢一の奥山を味わう計画である。

 


【行程】:

 天候は多少怪しかったが、判断日の20日夜の情報では降水確率10%になっていた。もちろん決行である。

柏にてメンバー3人が集合(天王台組は乗換え時間の関係で柏で合流)し、代々木上原経由で新松田に向かう。新松田駅では西丹沢ビジターセンター行のバスは満員状態。予期しなかったが、追加バスが出るということでホッとする。いきなり一時間以上立ちっぱなしはきついので助かった。バスは殆ど登山者であったが、半分位は途中の松田山入口で降りて行った。

箒沢公園橋よりHTさん、TKさん、FRの順で歩き出す。道は良く整備されていて、指導標が多く迷うことは無い。しかし、いきなり板小屋沢ノ頭への登りで今回一番の急登である。板小屋沢ノ頭を過ぎたベンチで休憩し、軽食をとる。その後は登りもやや緩やかになり、気持ちの良い道である。すれ違う登山者が多く、東側の塔ノ岳や蛭ヶ岳に比べると地味ではあるが、西丹沢ではメジャーではある。単独行の女性が目立つが、多分シロヤシオのシーズンということであろう。


 出発点の箒沢公園橋  山道を行く


テシロノ頭付近のベンチで昼食をとった後、山頂に向かうが、標高が高くなったところでシロヤシオが現れた。かなり多く、花の白と葉の緑のコントラストが美しい。

長い登行の末、ようやく檜洞丸山頂に着く。山頂は広く開けているが、展望が良いとは言えない。20名程度の登山者がくつろいでいた。ゆっくりしたいが、バスの時間が気になるので、心惜しいが山頂を後にする。


 

ようやく着いた檜洞丸山頂 


 下山はツツジ新道だが結構急下りで油断できない。途中10名位のパーティーの内の1名が滑落したとのことで、救助要請中であった。聞くところによると、81歳の方だが、健脚者でフルマラソンを完走する様な方との事。落ちた所がかなり切れた谷で、場所も特定できなく救助を待つしか無い様だ。*注)順当に下り、ゴーラ沢出合に着く。ちょっと迷うような所があったが、大事に至らずホッとする。西丹沢ビジターセンターに無事着き、予定のバスに間に合った。  


 山頂付近のシロヤシオ ゴール間近のゴーラ沢出合 



 新松田駅前の中華料理店“こまち”で軽く反省会。ちょっと素朴でくつろげる良い店だったので、今後もひいきにしたい店だ。 *注)5/23 22:51 神奈川新聞配信記事によると、死亡していたのを松田署 山岳救助隊が発見したとの事。ご冥福をお祈りします。

【総括】:

 やや曇り気味だったが、雨は降らず天候に恵まれ良い山行になった。

 前評判通り、日帰りにしてはハードで十分登り応えがあった。山頂付近のシロヤシオが綺麗で、深山の渋い雰囲気を持つ秀峰だと思う。参加されたHTさん、TKさん。山行では大変お世話になりました。どうもありがとうございました。

  FR 記)

 


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