2022年7月の山行
 葛葉川 沢登

 
 
   実施日: 2022年7月23日(土)

コース&タイム
往路:我孫子5:33→柏5:33乗換5:39→代々木上原6:43乗換6:55→8:05秦野
 (天王台5:38→北千住6:04乗換6:07(6:16でも同時間到着)→秦野8:05)
 タクシーで葛葉の泉到着8:40
復路 秦野17:30頃→20:00我孫子
    
  参加者:K(L)、I、T、M
  行 程                         
葛葉の泉(430m)9:00 → 9:30 A点付近(479m)→10:20 B点付近(591m)
→板立の滝(591m)10:30 (20分ほどザイルにて確保し、壁を攀じる)
→林道の橋下(670m)で昼食11:10~55 林道(691m)までのヘツリ12:00
(着替え休憩30分)→牛首13:00(林道を三の塔尾根に沿い下る)→13:50秦野ビジターセンター着 バスにて渋沢駅14:15頃 14:25いろはへ
装 備:個人)ヘルメット、ハーネス、カラビナ、沢靴、スリング、脛あて、手袋、着
替え、水、行動食、コンパス 携帯電話 、ヘッドランプ、手袋 
    共同)ロープ30m、ヒル避けスプレー
集中連絡先:N 
費 用: 往路) 我孫子 ~秦野 1,370 円   
     タクシー 秦野駅~葛葉の泉 円/4=\3,300/4=\825
  帰路)バス¥210、小田急~営団地下鉄~JR 渋沢~我孫子 ¥1,420
  合計¥3,825                    



山行概要

 前日、秦野市の予報では15:00までは晴れ、その後曇りで雷注意報とのこと。
予報に違わず、当日は、夏の盛りを思わせる入道雲が沸き立つ空を見やりながら秦野駅で乗り込んだタクシーは30分もかからぬうちに葛葉の泉に到着。すでに5~6名の先客が装備を確かめ、入渓する準備を整えている。
 当方の初心者は私を含め2名。残念ながら今回のコースを企画したNさんは直前に指を痛め、今回の遡行は断念するとのこと。
 
 大ベテランのKさんのガイドの元、初心者M,Tの順に沢を登り始める。ここ数日の降雨によるものか、しんがりを務めるIさんによれば、これまで来た中で最も水量が豊富とのこと。新調した沢靴の威力なのか、あるいは水量の多さで苔が流されて少なくなったためか滑るようなスリルを感じることもなく順調に遡行する。小さな滝の岩を這い上がり、ひんやりとした沢沿いの空間で一息、木漏れ日が、たまに川面を照らし出す深い緑と岩、白い水しぶきの織り成す沢歩きをひたすら楽しむ。途中、足元の確保を疎かにしたため、足場が確保できず2度ほど胸まで浸かるハプニングも体験。
 そうこうしているうちに1時間半ほどで折立の滝につく。高さは6~7mはあろうか。
Kさんが巻道をさっと上がったかと思うと、ザイルを上からおろし、先端のカラビナで安全を確保したうえで登って来いと声がかかる。全員見事に滝上までよじりあがる。
 ここまでの遡行で十分な達成感を感じたためもあり、今回のチャレンジは林道下で終結とする。ただし最後に待っていたのは、最もリスクを感じた林道までの登り。もちろん踏み後のないところを攀じりあがるのだが、急斜面でずるずると滑る。周りには掴むものがなく3点確保がままならない。這いずるようにして何とか難所を通過。ルートを誤るといかに危険度が増すかを実感したラストであった。
 そこからは三の塔尾根沿いを下り、14:30には山の会行きつけの「いろは」にて、疲れをいやすビールにて祝杯を挙げることができた。
 私事ながら今回の沢体験でその楽しさの虜になったようだ。次回もぜひとも参加したい。                                 (T記)
 

 

 歩き始めて15分 標高460m付近


   
左     22分経過                      右    1時間経過 



 
 1時間11分経過 標高520m付近


 
 板立ての滝  1時間30分経過  標高594m付近


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