2023年1月の山行
 
 大菩薩峠‐小金沢連嶺(兼雪上訓練)
 
 快晴の大菩薩峠にて
 

1.実施日: 2023年1月21(土)-22日(日)
2.参加者: 男性8名
3.行 程:
 初日: 天王台(5:07)→我孫子(5:11)→日暮里(5:40/5:43)→神田(5:52/6:05)→
高尾(7:01/7:06)→塩山(8:14/8:30)→(タクシー)丸川峠分岐(8:50/8:55)→千石平(9:15)→ロッジ長兵衛(11:25/12:05 昼食・給水)→福ちゃん荘(12:32/12:40)→
大菩薩峠(13:56/14:47)→福ちゃん荘(15:26) 幕営

 2日目: 福ちゃん荘発(8:20) →ロッジ長兵衛(8:44/8:48)→千石平(10:27)→
丸川峠分岐(10:39) →大菩薩峠登山口バス停前(11:09/11:57)→(バス)塩山(12:25/13:06) →大月(13:33/15:29)→神田・上野経由我孫子(18:20)→天王台(18:24)

4.費用:  7170円 (飲食費等含まず)
       内訳:交通費(JR/バス/タクシー4人割り)6440円、
       テン場/燃料代 730円

5.装備:  共同:テント(6名/4名用)各1,マット4、スコップ2,ガス・ガソリンコンロ各1、コッヘル1セット、ランタン2 等
       個人:シュラフ、個人マット、防水・防寒アウター上下、冬手袋、帽子、冬靴、軽アイゼン、ストック、食器、食料、飲料水 等 
 
6.記録
 この山行は、元の大菩薩峠から小金沢連嶺・黒岳までの縦走計画を、雪上訓練を兼ねるものとして遭難対策・育成係との共同開催に修正したもので、男性8名が参加しました。
 
 好天の下KNリーダーをトップに登山口を出発。その時点で登山道に雪はなかったものの、上日川峠のロッヂ長兵衛手前から積雪とアイスバーンが現れ、冬山らしくなりました。 
 ロッヂで昼食を摂り、炊事・飲用水の補給でずっしりと重くなったザックを背に、雪とアイスバーンの道を、一歩一歩大菩薩峠を目指しました。 途中福ちゃん荘を経て暫くの富士見山荘では、見事に雪を被った富士山が見えたので、一服して鑑賞。
 やがて大菩薩峠に着くと素晴らしい快晴で、南アルプスの山々等の絶景が望めました。暫く景色を堪能して集合写真を撮影。ところがここでメンバーの装備に思わぬ故障が発生。応急措置で使えるようになったものの、最後まで使えるかの不安が残るため、翌日の長い行程を考慮すれば無理はすべきでないと判断。その日は福ちゃん荘に戻って幕営し、翌日は初日ルートで下山することに計画を変更しました。  
 
 下りのアイスバーン混じりの道は、登りとは種々条件が異なるため、訓練初参加のTHさんをはじめとして、KNリーダーから適宜歩行の説明・指導が行われました。
 福ちゃん荘には登りの半分強の時間で到着し、全員が協力してテントの設営です。
積雪は少なかったもののかなり冷え込む中の作業で、冬山の気分は充分に味わえました。
また講習の一環として、雪山生活の武器ガソリンコンロの使い方訓練もテント外で行った上で食事に。 当日のメニューは時間節約のため、湯を沸かすだけで手軽に調理できるアルファ米とレトルトカレー、及び副菜です。 ひっくり返すことのない様注意しながら大鍋とヤカンで湯を沸かしつつ、持ち寄ったツマミ類を肴に乾杯。その後9時過ぎまで種々話題に花が咲きました。
 
 翌朝は6時起床で8時過ぎに出発。11時過ぎに大菩薩峠登山口バス停前の番屋茶屋に到着し、塩山駅までのバス待ち時間にコーヒーと手作り草団子セットで一息。更に愛想の良い女将さんがサービスしてくれた、自家製漬物とお茶でほっこりして山行を終えました。
 
 計画通りの日程は完遂できなかったものの、訓練としては厳寒期の冬山歩き、テントの設営・食事・就寝等の生活など、雪上訓練の基本は行えました。 
 参加頂いた方々に感謝します。     

 
  登山口で出発前に整列
 
無雪の登山道を登る



 ロッヂ長兵衛


 

ロッヂ長兵衛で一休み 


 福ちゃん荘前で
 



 

 快晴の大菩薩峠


 

 応急修理を施した登山靴
 
 福ちゃん荘テン場でテント設営


我が隊のテント2基 


2日目テン場出発前


登山口までの下山道 




千石橋傍に建つ千石地蔵


塩山駅前, 武田信玄公像前で


大月駅前で打上げ
 
打ち上げ会場
 
 
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