2023年3月の山行

 小倉山(955m)


 
 



 
★実施日:2023年3月12日(日)
★参加者:4名(男性2名、女性2名)
★コース:
我孫子5:42-5:55新松戸6:01-6:57西国分寺7:03-7:31高尾7:39-8:59塩山9:10-(タクシー)-9:30玉宮9:35-分岐9:40-10:15上条峠10:30-10:50上条山(996m) 11:00-11:25分岐11:30-11:45小倉山(955m)(昼食)12:40-
分岐12:50-13:40ざぜん草公園14:10-(タクシー)-14:40塩山15:14-勝沼ぶどう郷15:18-15:40天空の湯17:00-(バス)-17:15勝沼ぶどう郷17:25-18:58立川19:00-19:05西国分寺19:14-20:11新松戸20:18-20:31我孫子
★携帯装備:早春の日帰り登山の一般装備
★費用:食費含め約\7,000
交通費:\5,210 (\2,720(休日おでかけパス)+\1,130(大月-塩山間)
+\1,360(タクシー一人当たり、往復))
入浴費\760(天空の湯)
★集中連絡先:YGさん

【プロローグ】
 中央線沿線の山は、駅から近く良い山が多い。殆ど目ぼしい山は会でも行っている筈だが、目立たないマイナーな山も残っている。小倉山もその一つで、山自体は大菩薩の裏にある低山で目立たない山だが、売りは何と言ってもザゼンソウである。ザゼンソウは黒褐色のお世辞にも美しいとは言えないが、レアなのと、不思議な味わいのある花である。尚、山頂からの南アルプスの展望は素晴らしいとのことである。

【行程】:
 当日の朝の天気はまずまずで、晴れ時々曇り。柏にて4人揃いこれから塩山までの長い電車での移動となる。今回は新人のMNさんが初参加ということで、新人歓迎山行とした。
 塩山よりタクシーで登山口の玉宮に向かう。ここからSLのHTさんを先頭に、MNさん、ABさん、FRの順で歩き出す。登山者に出会わない。マイナーな山なのだろうか。登山道は落ち葉の覆われていてふかふかだ。ずっと緩やかな登りだったが、山頂部の稜線にたどり着く。この辺りから登山者を見かけるようになる。左に折れて、上条峠に着く。ここで小休止し、小倉山に向かうが、途中のピーク上条山に着く。あまり展望の無いピークだが、ここは小倉山より若干高く、今回の山行の最高地点である。
 上条山から下り、ザゼンソウ公園分岐より登山者が増えてきた。どうやら多くの登山者は、ザゼンソウ公園から小倉山へのピストンコースを採る様である。分岐から暫くすると、やぐらが建っている小倉山山頂に着く。しかしかなり混雑している様に見えたが、実際は静岡から来た30名程の大団体がいたからそう見えたのかも知れない。ベンチが一つ空いていたので、ゆっくり昼食を採りくつろいだ。やぐらに上がったが、街並みは見えたが、曇り気味のため南アルプスの展望が無いのは残念であった。
 小倉山山頂を後にゆっくり下る。ザゼンソウ公園分岐よりやや下ると、ザゼンソウ群生地に着く。群生地はシカ柵により保護されている。ザゼンソウの花期ではあるが、まばらで正面を向いている花は無い。鮮やかとは言えないが、何となく味わいのある不思議な花だ。
 その先を下り、ザゼンソウ公園に着く。ここにもザゼンソウが咲いているのかと思ったが、ここは単なる事務所兼休憩所の様である。一応ここで登山としては終了し、タクシーを呼んで塩山温泉に向う。タクシーは予約で混んでいる様だが、30分位で来た。先ず塩山温泉に向ったが、目当ての宏池荘が臨時休業とのこと。他にも当たったが、やっていないとのことで、仕方なく勝沼ぶどう郷の天空の湯に行く。ここは広く、露天風呂からの展望は雄大で快適だ。帰りのバスの時間に合わせてミニ打上げをし、帰路についた。

【総括】:
 山行としてはかなり緩やかで、快適な軽ハイキングであった。山頂での展望は曇り気味で残念ではあった。ザゼンソウの群生は、幻想的な気分で、見られて良かった。
 新人歓迎山行であり、初参加のMNさん。お疲れ様でした。これからも宜しくお願いします。
 参加された皆さん、山行では大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
                                          (記 FR)

 

 
 
 落ち葉でふさふさの登り道

 
 
 上条峠で一服
 
 
 
 今回山行の最高点上条山
 
 
 岩場を下る
 
 
 小倉山山頂付近からの遠望
 
 
 
小倉山山頂のやぐら 
 
 
小倉山山頂 
 
 
 ザゼンソウの群生
 
 
 
ザゼンソウ 
 
 
 つつましく咲くザゼンソウ
 
 
終点のざぜん草公園付近 


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