9月の山行


石裂山(879m)



★実施日:
 
2023年9月16日(土)(日帰り) 
★参加者
(敬称略、五十音順):
 
3名(男性2名、女性1名) 
★コース: 
天王台6:00-10:45加蘇山神社-月山分岐(軽食)11:25-奥ノ宮11:50-12:50東剣ノ峰13:00-13:50石裂山(879m)(昼食)14:10 -14:25月山14:40-月山分岐15:30-16:20加蘇山神社 -鹿沼-下館-水海道-20:00天王台
               累積標高差:679m歩行時間:4時間50分 
★携帯装備:
初秋の日帰り登山の一般装備 
★費用:  
 食費含め約\7,000
交通費 \5,255(一人当たり:車代、運転手謝礼、ガソリン代、高速料金)
★集中連絡先:
TKさん 


 【プロローグ】
栃木県西部に位置する石裂山は岩山で、低山ながらハシゴやくさりが連続する山で、侮れない。 栃木100名山でもあり、春のアカヤシオの季節は人気とのこと。 私自身、岩山の経験は多くはなく、いまだに恐怖感があるので、若干構えていた。参加者も3名揃い、成立してホッした。 
【状況】 

事前の天気予報はかなり流動的で、判断に迷った。岩山につき、降雨時は危ない。判断日の14日の昼には降水確率50%だった。半ばあきらめていたが、夜になったら20%に下がっていた。かなり曖昧なので、翌日の昼まで待つことにしたが、好転している様なので、決行とした。 参加者3名が天王台組につき、THさんが車を出してくれることになった。感謝である!運転手には申し訳ないが、車での移動は非常に楽である。 しかし、好事魔多しで、東北自動車道で事故渋滞にあってしまう。仕方ない事ではあるが、一時間程度ロスしてしまった。 かなり遅れて、登山口の加蘇山神社に着く。まあ、日帰りで行程が短く、天気は持ちそうなので、特に問題は無い。登山口の駐車場には他の車は無く、静寂ム^-ドが漂う。 THさん、ITさん、FRの順で歩きだす。分岐の手前の東屋で軽食をとり一服する。分岐の後はハシゴやくさりが連続するとのことだが、いきなり長いくさりが出てきた。太くしっかりしたくさりなので、慎重に行けば問題は無いが、足場の岩もしめっていてすべり易く、かなりの緊張を強いられる。ここからややあって、洞窟の奥にある、奥ノ宮に着く。その後もハシゴやくさりが連続し気が抜けない。 その後、稜線に出て小ピークの東剣ノ峰に着く。ここは展望が良く、日光連山が見える。この先ややあって石裂山山頂分岐があり、分岐から直ぐに石裂山山頂に着く。展望は乏しいが、趣のあるピークである。ここで遅い昼食をとって一服する。 石裂山を後に月山に向かう。月山には直ぐに着いたが、ここは広いピークだ。標高が高ければ良いという訳ではないが、ここは何故か石裂山より標高が高い。 月山を後に、下山に掛かる。危険個所はもう終わったのかと思っていたが、依然としてくさりはあり緊張から解放されない。特に、下りはなおさら油断できない。ややあって、分岐に着きホッと一息つく。その後は危険個所が無く駐車場に戻る。 帰路はドライブ気分で、最後に取手のガストで夕食兼反省会をし、山行を終えた。 


怪しげな登山口  出発点の加蘇山神社 



千本カツラ  石裂岩の梯子 



奥ノ宮の洞窟  東剣ノ峰 



東剣ノ峰にて  御沢峠 



 石裂山山頂  石裂山山頂にて



月山山頂   月山山頂にて1



月山山頂にて2  ゴールの加蘇山神社まであと少し 

【山行を終えて】  天気があやふやではあったが、好転し最後まで降られずラッキーだった。低山なので、この時期はかなり暑かった。危険個所は多かったが、慎重に行けば問題無いレベル。しかし緊張は強いられた。 まあ、味わい深い良い山であり、良い山行になった。参加された皆さん、山行では大変お世話になりました。どうもありがとうございました。 しかし、山行中に他のパーティと誰とも会わなかった。今迄どんなにマイナーな山でも一人位他の登山者会っていた。こんな経験初めてである。時期的に暑いということもあるが、味わい深い良い山なのに、不思議に感じた。 

  (記 FR) 



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