当山行のリーダーは当初KWさんであったが、直前の足の怪我につき急遽私がリーダーを受け継ぐことになった。残念であるが、今後のKWさんの回復を祈るしかない。この山は岩山であるが、危ない箇所は無いとのこと。しかし、一応岩山なので油断は禁物である。奥秩父の北西端に位置する日本300名山にも入っていない様な知名度の低い山で、穴場の山である。

天候は２日目が怪しいが、11月5日の時点では好転していて、てんきとくらすでは２日目の予報がAランク（登山に適しています）になっていた。ところが翌６日にはCランク（風または雨が強く登山に適していません）に変わっていて、降水確率は80％になっていた。この変わり身の早さに戸惑い、参加者に相談したが、１日目は好天なのでTKさんが車を出してくれるということで、メインの天狗山～男山を１日目とし、１日目予定していた高登谷山はあきらめる（もし天候が回復していたら登る）こととした。

この日はやはり天気がはっきりしない。高登谷山には申し訳ないが、この山はおまけなので登る気にはなれない。ゆったり朝食をとり、宿を後にする。時間があるので、途中通過する清里の清泉寮に寄る。一時期清里は大人気で、ここは大人気のスポットだった。特に、清泉寮のソフトクリームは一時間並ばないと食べられない程だった。現在は相当さびれていると思っていたが、混雑はないがそれなりに人はいた。ソフトクリームのプレミア版900円を食べたが、全く濃厚ではなく水っぽくてがっかりした。

長坂ＩＣから中央高速に乗り、帰路についた。柏のファミレスで夕食兼清算兼打ち上げをし、山行を無事終えた。

当初のリーダーのリタイヤ、天候の急変等の事前トラブルはあったが、TKさんの車出しで、何とか山行を遂行できたのは大感謝である。

この山はかなり知名度が低い山であるが、岩山でやや骨っぽいところはあるものの、際立った危険個所はなく、天狗山男山共に山頂の展望は素晴らしく。良い山である。途中で出会った登山者もまばらで穴場的な雰囲気だ。もっと登られても良い山である。何はともあれ変化があって楽しい山で、奥秩父の北西端の２座を登頂した達成感はあった。参加された皆さん。集中連絡先のYHさん。ありがとうございました。 　　　　（記 FR）