7.ガソリンコンロと友だちになろう


2) ガスコンロとの比較


2014/12/25 我孫子山の会

  ちゃんと使えば こんなにもある ガソリンこんろ のメリット                            なにかあっても あわてず冷静に 対処しよう


ガソリンコンロとガスコンロ――どこが違うのか
  2回目は、ガソリンコンロガスコンロを比較して、両者のメリットとデメリットについて考えます。どちらにも一長一短ありますが、違いをきちんとわきまえて使えば、山での有力な「利器」となります。山行のスタイルで使い分けるのも一法でしょう。短期・少人数での山行ではガス、長期・多人数ではガソリンが有利と思われます。温度に左右されないガソリンコンロは、厳冬期~残雪期には優先的な出番となるでしょう。
  ガスコンロは習熟の必要がとくになく、誰でも、いつ使っても、ほとんど問題は起こりませんし、ごく簡単に、短時間でセットでき、使うことができます。他方、ガソリンコンロは、コンロ本体の組み立て、燃料漏れや組み立ての不備などのないように使い方に慣れることや、たまに起こる燃料の夾雑物による不燃焼(燃料が出てこない、ノズルの詰まり)への対処法に習熟したうえで使用しなければ、万が一、山行の途上でコンロが使えなくなった場合などには、困窮のきわみです。厳冬期には、コンロは暖房器具としても重要です。

燃料の問題
  燃料となるガソリンには、ホワイトガソリンと通常のガソリンエンジン用のガソリン(レギュラーガソリン)があります。ここで扱うコンロのメーカー(MSR;Mountaineering Safety Research)では、どちらも適用可能としています。ホワイトガソリンは不純物を完全に除去してあり、煤(すす)が出にくく完全燃焼するよさはありますが、値段が高いこと(レギュラーガソリンの7~8倍もします;4L缶が約4000円ですが、1L缶になると価格は割高になります)、販売店が限られ手に入りにくいという難点があります。ホワイトガソリンはレギュラーガソリンよりも若干オクタン価(燃焼のしやすさを示す指標)は低く設定されており、使いやすさは高いと思います。
  逆に、レギュラーガソリンはホワイトガソリンよりもオクタン価が高く、これが危険因子と認識され、ガソリンを敬遠するいらぬ誘因となっている嫌いがあります。確かにその分、引火が起こりやすいのですが、だったらホワイトガソリンも使わず、灯油にするのが安全のためにはも、コストのためにも賢明な選択なのかもしれません。 私は、「ランニングコストの安さ」というせっかくのガソリンコンロの第一の利点を引き出すという目的もあって、あえてホワイトガソリンは使わないで、通常のガソリンで対応しています。また、着火性や燃焼力は灯油よりもガソリンのほうがかなり上だからです。以下では、この目的に沿ってガソリンコンロのメリットを確認します。ただし、安さという点だけに重点を置くなら、灯油が最も合理的ではあります。
  ガソリンは1Lの燃料ボトルでそのつどガソリンスタンドに行って購入するのは面倒なので(面倒なだけでなく、事情を知らないガソリンスタンドに行くと入れてもらえないことがあります)、10L(5Lや20Lもあります)のガソリン用専用容器(燃料が心配なときに持ち運ぶための燃料缶で、「携帯缶」とも;ジョイフルホンダやユニディーなどで売っています)にまとめて購入しておき、そのつどそれから分取して使えば簡便です(念のために、専用の容器でないとガソリンは売ってもらえません)。車からガソリンを抜き取るのは意外と難しく、むしろバイクの燃料タンクからなら可能です(灯油用のサイフォン式プラスチック給油器が使えます)。
  MSRのコンロには六角のノズルが別に付いています。購入したばかりの製品にはガソリン用のノズルがはめ込まれていますが、ノズルを外して穴(孔)を比べてみると、穴の大きいほうが灯油用で、これを使うこともできます。使用法はどちらも同じです。灯油は煤が出やすいという難点がありますが、燃焼してしまえば、ガソリンとほとんど変わりません。いずれも完全燃焼するときは、薄い水色の美しい炎を発します。

以下、レギュラーガソリン仕様のコンロをもとに、ガスコンロと長短を比較しします。

ガソリンコンロについて
【メリット】
 ①火力が強い
 ②外気の温度によって火力が影響されない(雪の上でもまったく平気)
 ③経済的(ランニングコストが安い)
 ④携帯燃料の量が任意に決められる
 ⑤容器が何度でも再利用でき、ガス缶のように無駄にならない
 ⑥軽量(装置の複雑さの割にはガス仕様とほぼ同じ)
【デメリット】
 ①火力の微調整ができない
 ②極弱火(細火)にできない
 ③燃料漏れなどの事故が起こる可能性がある
 ④操作に習熟が必要で、誰にでも使えない

 ※なお、ガスコンロには特殊に作られた製品で「ジェットボイル」といわれるものや、小型のもので非常に指向性
  (炎が一定の方向に対して勢いを失わない性質)の強い型のものがあります。ガソリンコンロにはそのような型
  の製品はなく、あくまで火力全体の強さが利点です。


  以下では、メリットのうちのとくに③とデメリットの③に重点を置いて検討します。

 

【ガソリンコンロろの危険性と使用上の注意】           
  ガソリンコンロ(こんろ、バーナー、ストーブ)の最大の欠点は、火災事故が起こる可能性をはらんでいるという点です。その装置(器具)の組み立て工程上、燃料の導管と燃料ボトル、さらに燃焼部分との間に、構造上の連結箇所があり、その複雑さから、組み立てのどこかの工程の不備や、連結部分の欠損などによって燃料が漏れ出る可能性や、連結部分が強い外力によって外れたりして燃料が漏れ出る可能性があるからです。さらに、点火(とくに予熱〔プレヒート〕のための着火)時に燃料の出し方が適切でなかったとき、周辺に延焼を起こす危険性も考えられます。
  人為的なミス(ヒューマンエラー)は原発事故のことでも問題となりましたが、人間である限り起こす可能性を否定することはできません。操作が複雑になればなるほど、また装置の機構・構造が複雑になり、部品が多くなればなるほど、そのミスを起こす確率は高まります。そういう意味での危険性がある、ということです。きちんと、正確に操作して、決まりどおりに組み立てて使用する限り、事故は起こりません。
  そういった危険性を避けるためには、①組み立ての工程を細心の注意をもって行うこと、②組み立て後ポンピングをしてみて、連結部からの燃料の漏れがないことを点火前に確認すること、③これらの工程では周辺から火気(火の気)を取り除いておくこと、④初期着火(予熱)時にコックを開く操作を注意をもって行うこと、さらに⑤本器体の構造と仕組みをきちんと把握した上で操作は行うこと、また⑥少しでも不安がある場合にはテントの外で点火までの工程を行うこと、といった点を守ることです。ねじ込み以外の連結部(ポンプと導管部)には、連結後に外れないようにロック装置が付いているので、これを確実にとめます。
  操作法に関しては前編で詳しく説明しましたので、そちらを参照してください。
  まずは実際に使用する前に、安全な場所で納得するまで十分に着火訓練を行っておきましょう。
  なお、テントの外で着火するという場合ですが、厳冬期に吹雪かれながらガソリンこんろに着火するのは無理でしょう。そういう場合は、テントの外張りと本張りとの間のスペース部分に出して、着火だけでも行うとよいでしょう。しかし、十分に慣れてきたなら、テント内の火気(ガスランタンなども)をすべていったん消すか、遮蔽し(引火しないようにさえぎり)、そのような環境中で行えば、たとえ燃料漏れがあっても、引火する心配はありません。あるいは、着火時には手元にタオルを1~2枚用意し、延焼や予想外の引火が起こったときには、それをかぶせて瞬時に消火するように、予防的な手立てを講じておくことです。
  何重にも準備しなければ危険を「ゼロ」にすることができませんが、このガソリンコンロをものにしてしまえば、こんなにありがたい、力強い「友だち」はありません。
  ご参考までに、もうひとつ追記します。私たちの山行では、ガソリンコンロをテントで使うときには、不測の不具合を想定して必ず本器部分(ヘッド)をもう1台予備に持つか、ガスコンロを足すかしています。今秋の山行でも、ノズルの詰まりによる不都合がありました。備えあれば憂いなし、です。

【ガソリン火災・延焼事故の経験】
  ガソリン事故を私も二度、経験しています。一度目は、自分の無知さがかげんからです。
  焚き火の炊き付け(助燃材)としてガソリンを燃料ボトルから垂らしたことが原因でした。焚き火にはすでに小さいながら炎が上がっていて、その火にガソリンが垂れたと同時に、手に持ったボトルの口まで、ほとんど瞬間的に炎が這い上がってきたのです。驚いてとっさに燃料を持った手を引き下げた際に、燃料がボトルから飛び散りました。腕にもかかり、そこにも炎が及びました。幸い、かかったのが少量だったため、火傷を負うことはありませんでしたが、周りに燃える物があった場合には、大事に至ったでしょう。ただし、燃え出した燃料ボトルは放り出してしまい、燃料がすべて燃え尽きるまで燃え続け、その金属のボトルも溶解してしまい、1本ダメにしました。
 また、燃料が体にかかって延焼したとしても、燃焼炎の下の部分は温度が低いので、皮膚にかかっても、すぐに消せば火傷になることはありません。まず落ち着いて、衣類への引火・延焼を食い止める(衣類にまで延焼してしまうと、化学繊維製の衣類は素材が熱によって溶けて、じかに皮膚に火傷を起こすほか、燃焼範囲が急激に拡大し一大事に至る)ことが第一です。幸い、夏だったために、腕は露出していましたが、衣類に延焼が拡大しないですみました。衣類に拡大したときは、すぐに消火ができなければ、早く衣類を脱ぎ捨てることが大切です。その前に、燃料が拡散したときには、なんとしてでも少量でとめるようにすることです。
  『ダイハード2』という映画をご覧になった方は記憶にあるでしょうが、悪人が飛行機に乗って逃走しようと離陸したところ、その飛行機の燃料部分を主人公が銃で撃ち抜き、漏れ出た燃料に火をつけたとたん、その飛行機まで炎が追いかけていって、飛行機が爆発する、という最後のシーンがあります。あれと同じです。
  くれぐれも、火気がある場所での燃料の取り扱いには注意しましょう。もし燃料が一時でも外部に開放される場合には、火気に対して背中を向けてコンロを抱えるように、体で火気からの遮断壁を作って、火気と燃料とがけっしてつながらないようにするなど、用心が必要です。

           

  2つ目は、テント内でコンロを組み立て、着火後に燃料漏れが生じていて、燃焼部以外に延焼を起こし、さらに漏れ出た燃料が周囲に飛び散り、テント内の床で燃え始めたという事故です。八ケ岳で雪上の生活をしていたときです。
  炎は50cm四方にまで広がりました。ザックなど荷物はすべてテント内にあり、メンバーは急きょテントから脱出・避難しましたが、そのまま燃えるにまかせてしまった後の無残さを考え、最後の消火に当たった結果、かろうじて火勢に勝つことができました。幸い、テントが8人用の大型のもの(ダンロップV8)だったおかげで、天井部の焼失が免れました。周囲の衣類を火炎部分におおいかぶせて空気(酸素)を遮断し、消火に成功しました。全身を消火に使ったため、自分の衣類が多少焦げ、頬に軽い火傷を負いました。近くにバスタオルでもあれば、と思ったしだいです。
  その原因が、またお粗末でした。コンロの修理(部品交換)を都内のある登山道具店に依頼したところ、店の方が気をきかせてポンプ部分の連結部にパッキン(ワッシャー)を1枚加えてくれていたのです。しかし、その部分には、パッキンは本来ないのです。パッキンとなる遮蔽部は、ポンプに埋め込み式にゴム層として一体化されています。そこに丸型のゴムのパッキンを店の人が一枚かませていたわけです。さすがにこれには気がつかないで、ポンプ部をボトルにねじ込んでしまいます。そうすると、ポンプ部とボトル部との間に、本来ないはずのゴムのパッキンがあるため、連結部が堅くく密着せず、パッキンの変形による乱れ圧縮のせいで隙間ができてしまい、そこから燃料が漏れることになったのです。
  その店は、ふだんからお世話になっていたところでした。とはいうものの、後日、店に行った機会に、この話をしました。もし火事を起こしていたなら、店の責任は免れなかったでしょう、と言って、厳しく注意を促しました。パッキンはかませばいいというものではなく、MSRの製品は埋め込み式の一体型で、圧縮によって形状に乱れ変形などが起きないようになっています。店の方がそのことを知らないで親切で取り付けてくれたのが、まさにアダとなったのです。
  ヘタをしたら、それこそ重大事故となっていただけに、今思い出してもひやりとする気持ちです。

   
【ガスらんたん用燃料】
 左からイワタニ・プリムス、EPI、コールマンの各ガス缶(ガスカートリッジ)。写真はどれも寒冷地用です。充填重量は220~230g。値段は2014年
12月15日の時点で600円余。ブタンは常温・常圧では気体で、沸点は-0.5℃なので、氷点下以下の寒冷条件下では液化した燃料がガス化せず、
燃焼しにくいため、寒冷地用としてプロパン(沸点が-42.1℃)が25%添加されています。分子式はブタンが410、プロパンが38です。
 各製品には、純正の燃焼器具(ヘッド)の使用以外での危険性が明記されていますが、取り付け部のサイズは同じで、メーカーの違いでガス缶が
取り付け困難をきたすことはなく、いずれのメーカーの燃焼器具ともそれぞれ互換性があります。
 ガス缶の容器の重量は、150~155gです(満タン時が約375g)。
 なぜか日本国内ではガスの詰め替え(再充填)ができない決まりになっていますが、ガス缶の再利用における強度の低下などは問題とならないよ
うに強固に作られているにもかかわらず、この方式が行われている制度の意味が私には理解できません。パキスタンなどの少数の国でだけ詰め
替えができるそうです。

ガソリン容器
 左が「1L」ボトル、右が「0.5L」ボトルと言っていますが、正確には違います。正確な充填量が指示線で示され、そこまでしか充填してはいけないことになっています。 充填量は1Lボトルが975mL、0.5Lが590mLです。
左のボトルの最大充填量

右のボトルの最大充填量

もう一サイズ小さなボトルもあります(下の写真)の左端。

 最大充填線以下でなければならないのは、圧縮空気をボトル内に作る(さらに内圧を一定時間維持する)ためです。
 ⇒前報

燃料ボトルの大きさ
 ガソリンこんろ( MSR、ウィスパーライトインターナショナル)の3本ある燃料ボトルの大きさは、左の写真のとおり。
-------------------------- 
燃料の容量
A:325mL
B:590mL
C:975mL
 (mL:ミリリットル)
 ※いずれも最大充填線までの
  燃料の容量。
       ↓↓↓
 ガソリンを比重(密度から)換算すると、燃料の重量が出る。
燃料の重量と値段
 通常(レギュラー)ガソリンの比重が約0.78、1Lが約150円(2014年12月我孫子市内)として、
A:253g/約49円
B:460g/約89円
C:761g/146円
 (左の写真はネットから拝借しました)
          A               B                C 

ガスとガソリンとの経済効率の比較表
   比重(密度) 燃料1kg 当たりの
燃焼産生熱量
 燃料1kg
当たりの価格
熱量10,000(1万)
kcal当たりの価格
 
ガソリン産生熱1 に対する
ガス(缶)の価格比
 
 レギュラーガソリン  0.78 10,339kcal   192円(燃料代のみ) 約186円   
 ガス(液化ブタン)  0.58(液比重)  11,845kcal  2727円(容器代込み) 約2302円  約12.4

※上にもあげましたが、ガソリンの価格を150円(1L当たり;2014年12月初旬、我孫子界隈)、ガス缶をイワタニ・プリムスの製品の1缶を220g、600円として換算しました(実際にはもっと高くなっています)。ガソリン容器(ボトル)の価格は、Cが約3000円です。ボトルの償却は各自で計算していただくとして、ガス缶ならほぼ5個分に当たります。上記の価格比はガソリン容器の償却が終わった後として想定しています。
 現在、燃焼価(熱量)を示す単位には国際単位である「J/kg(1kg当たりに発生する仕事量・ジュール)」が使われていますが、栄養学で今も使われる熱量の慣用単位「kcal/kg」で表示しました。
  cal(カロリー)は15℃(摂氏15度)の水1g(グラム)の温度を1℃上げる熱量の単位です。kcal(キロカロリー)はk(キロ)=×1000ですから、1000calになります。kcalはCalとも書きます。基本的には世界各国に共通するようにと決められた国際単位(SI;Système International d'Unités)で表記することになっていますが、栄養学の分野や、それぞれの特異の分野でこれまで使いならされてきた単位(慣用単位)は例外的に使っても差し支えないとされており、栄養学では今もcal単位が使われています。
  カロリー(cal)とジュール(J)はそれぞれ熱量と仕事の単位ですが、エネルギー保存の法則に従って熱←→力のエネルギーは換算することができます。つまり、仕事のエネルギーは熱に変換されうるわけで、熱換算式は4.2cal=1Jです。Jは熱量の単位であると同時に仕事の単位でもあるわけです。1Jは、1N(1ニュートン)である物体を1m(メートル)動かしたときに行った仕事とされます。なお、1Nは1kgの重さの物体を動かすのに、1秒ごとに1mの加速度(1秒ごとに1mずつ速くなるような速度の上昇)を生じる力をさします。
  満タンのの燃料容器でガソリンコンロを用いて1.5時間ほどの連続燃焼を最大燃焼率で行ったとして、まだ半分ほどの燃料が容器内には残ります。相当の熱量が産生されたことが実感されるでしょうが、燃料が発した(産生した)それだけの熱量で、ガソリンエンジン車がどれだけ走るかを考えると、熱量と運動(仕事)との関係がイメージとして比較できます。いかに自動車がたくさんの燃料を消費するかがわかると思います。

 それにしても、ガスコンロと比べて、ガソリンコンロの経費(ランニングコスト)がいかに安いかということが理解いただけるでしょう。天然ガス(LNG)もガソリンも、この数か月間値上がりを続けてきましたが、12月中旬になって原油価格の下落をきたし、ガスの値段も並行して下落しています。以前、ガソリンの値段が現在の半額以下だったときには、ガソリンコンロのランニングコストはさらに安く、比較的高値だったガスコンロの1/30~1/35などという値を言う人もいました。今回、あらためて計算してみましたが、依然として大きいことがわかりました。
  ガス缶には缶代も含まれていますが、価格が上下するのは中身の燃料のほうです。ゆえに、今後、原油価格が高騰した場合には、上記の価格比は縮小していくでしょうが、10を切ることは当面ありそうにありません。

 2014/12/25 T・K 

前編「ガソリンコンロの使い方」へ

前のページ

TOPページへ