10月の山行

飯縄山 ・ 高妻山 ・ 黒姫山




高妻山稜線から見える後立山連峰  (マウスを置くと 高妻山)


《会山行報告》 山行報告

飯縄山(1917m)・高妻山(2353m)・黒姫山(2046m)

[実施日]
平成23年10月7日(金)~10日(月・祭)
[参加者]
男性6名
[費用]
合計110,500円(≒18,400円/人) 
 ・交通費 (高速、ガソリン、自家用車2台) 72,500円
 ・テント場 (3日) 12,000円
 ・共同食料・飲み物・他 26,000円

[共同装備]
テント(8人用)、ツエルト、共同マット×3、コッフェル(大、中)、フライパン、やかん、ランタン(LED)×2、ランタン(ガス)×1、ガスバーナー×2、ガソリンバーナー×1、GPS、共同食、ポット、クーラーボックス、他
[個人装備]
雨具、ヘッドランプ、防寒具、寝袋、個人用マット、サブザック、行動食、食器、軽アイゼン、他

[交通機関]
・往路
10月7日(金)
4:50我孫子駅北口集合5:00ーー5:20柏ICーー(常磐道)ー(外環)ー(関越道)ー(長野道)ーー横川SAーー8:10信濃町ICーー9:00飯縄山南登山口着
・復路
10月10日(月・祭)
戸隠キャンプ場発6:40ーー7:10信濃町IC「朝食」ーー小布施SAーー横川SAーー嵐山SAーー柏ICーー11:10我孫子着



[報告]
2005年(H5)からほぼ毎年「戸隠キャンプ場」をベースとしたサブザックによる山行を計画していていたが、殆ど雨で中止。

2007年は天気は良かったが、上田近辺のトンネル火災に遭遇し到着時刻が大幅に遅れ、一日目の「黒姫山」は止め「飯縄山」に変更。二日目は「戸隠山」を実施。

昨年(2010年)はキャンプ場には行ったが天気が芳しくなく、一日目は「戸隠古道」奥社の杉並木を散策。二日目は「野尻湖ナウマン象博物館」と観光旅行で1日短縮して帰宅。

そして今年は戸隠近辺の計画をし始めて7年目でようやく条件に恵まれ「飯縄山・高妻山・黒姫山」の三山を登頂し渋滞にも会わず帰着することができた。


1日目 飯縄山

10月7日(金)快晴
9:00飯縄山南登山口9:20==駒止==10:20天狗の硯石10:30==11:30飯縄神社==11:40飯縄山12:00==飯縄神社==12:30天狗の硯石==13:40飯縄山南登山口――戸隠神社中社―ー鏡池――戸隠神社奥社杉並木==隋神門――戸隠キャンプ場

先発組4人は平日の為道路の渋滞は全くなく順調に飯縄山南登山口に着き明日以降の足慣らしの為飯縄山を登る。遠方の山は少しモヤッテいたがまずまずの天気であった。順調に下山し時間の余裕が出来た為、「戸隠神社中社」でお参りをし、「鏡池」で景色を堪能。更に「戸隠神社奥社」の「随神門」の先の杉並木まで散策してから「戸隠キャンプ場」へ行きテントを張る。何処にでも張れる状況で事務所前の一番良さそうな平たん地にテントを設営した。

17時前に予定通り「戸隠そば」を食べに車で出掛けるが、何処も皆営業終了の看板が出ている。中社では何処も入れず、「宝光社」の辺りにようやく営業中の店が見つかりそばを食べる。その後食料品店で食料を購入し、次に酒屋でビールを購入中に午後2時頃我孫子を出発した後続組2人がテント場に到着したと携帯に電話が入る。
明日のザックを用意してから宴会となる。
明朝は4時起きと早いので21時には就寝とした。


9:00 飯縄南登山口 9:20 一の鳥居跡地
第一不動明王 第二釈迦如来
第三文殊菩薩 第五地蔵菩薩
第七薬師如来 第八観世音菩薩
第九勢至菩薩 馬頭観音
第十阿弥陀如来  駒つなぎの場
第十二大日如来 第十三虚空蔵菩薩
富士見の水場   皆上手いと水を飲むが良くみると飲用不可と書いてある 天狗の硯石 10:20
稜線に出る
西登山道分岐 飯縄山
飯縄神社 11:30
11:40 飯縄山山頂 方位盤
頂上にて一服 12:00 下山時の景色
飯縄大明神 13:40 飯縄南登山口
中社御神木 戸隠神社中社
鏡池から見た、左西院 右戸隠山 平日の為自家用車でここまで入れる
鏡池の紅葉
奥社入口 戸隠古道
奥社杉並木 新しい石碑


2日目 高妻山

10月8日(土)快晴
4:00起床4:40==5:10戸隠牧場登山口==氷清水==7:00不動避難小屋7:10==8:15五地蔵山8:30==10:40高妻山11:10==13:10五地蔵山13:20==牧場入口==16:00戸隠牧場登山口

昨夜荷物をサブザックに詰め込んであったので直ぐにスタートできる。未だ暗い中GPSを頼りに牧場の中を歩いて行く。高妻山の標高は2,315mと低いが途中のアップダウンが多く3,000m級の山と変らぬ体力を使うという。特に高妻山最後の直登は大変であった。サブザックとはいえ往復10時間は長かった。五地蔵山の辺りから真っ盛りの紅葉が現れるが、先週末の雪の為ナナカマドの葉は枯れてしまい残念であった。
天候は最高でノンビリと牧場経由キャンプ場へ戻る。


夕食は当初の予定を変更してhnさん自家製の野菜を主体とした寄せ鍋となる。味付けが判らないと謙虚な言葉がでたが素材の味が出ていてなかなか美味であった。
明日は出発が少し遅くとも問題ないので少し遅らせ21時30分に就寝した。
 
高妻山登山口 5:10
暗闇を歩く 朝日が射し明るくなる
滑滝の鎖 滑滝
岩帯のトラバース 最後の鎖、下りは濡れて滑るので注意
戸隠山と高妻山の分岐 一不動避難小屋 7:00
五地蔵手前
高妻山
8:15 五地蔵 8:30
高妻山
枯れたナナカマド 変色している
雪の後立山連峰
高妻山手前  右側1/3の白い岩場が山頂
高妻山頂上手前の岩場 10:40 到着
高妻山頂上 11:10
紅葉の真っ盛り
13:10 五地蔵
真っ赤な紅葉
不動滝近辺
不動滝近辺
一不動避難小屋 滑滝の下り
16:00 戸隠牧場

3日目 
黒姫山

10月9日(日)快晴
4:00起床・朝食5:40――5:50大橋駐車場==黒姫山登山道入口==種池==古池==7:40新道分岐7:50==しらたま平==黒姫山==新道分岐==大橋林道==大橋駐車場13:50――14:00キャンプ場

若者2人をテント場に残し年寄り4人で黒姫山に向かう。昨日よりは所要時間は短いので明るくなってからスタートした。

高妻山と比べるハイキング気分でゆっくり登って行く。古池の幻想的な紅葉、しらたま平からの景色は素晴らしい。しらたま平では一緒になった人達の殆どが戸隠山、高妻山、飯縄山、黒姫山との組み合わせでの山行で昨日登った山の確認をしていた。
今日は昨日ほどの紅葉は見れなかったが、また天候に恵まれ最高の山行であった。


3日間良く歩いたものだ。GPSを見ると合計丁度30kmのアップダウンであった。
テント場帰着は予定より1時間以上早く、日向ぼっこをしながらの宴会となった。

5:50 大橋登山口駐車場 種池 5:10
幻想的な古池 6:20
古池の紅葉
向こう岸からキャー綺麗キャーとの声が聞こえる 黒姫山への分岐
古池西側歩道(草は刈ってあるが未手入れ) 東側歩道(昨年歩いた道)
国土地理院の地図では沢沿いを登ることになっているが、痕跡もなく新道分岐までは別道となる
新道分岐(昨年は雨でここから大橋林道を下山)) しなの木 7:50
御巣鷹山(小黒姫)2,046m
9:30 しらたま平  展望が素晴らしい
戸隠山~五地蔵山~高妻山~乙妻山、後方は後立山連峰
黒姫山
10:30 頂上 古池手前でキャーキャー歓声を上げていた乙女達
一昨日登った飯縄山
久し振りに登場したダンロップ8人用テント
広々とした戸隠キャンプ場
ツマミの用意 ノンビリくつろぐ

4日目 帰路

10月10日(月・祭)晴
5:30起床・テント撤収6:40――信濃町IC
連休最終日で遅くなると渋滞が予想されるので明るくなり全員起床したらテントを撤収し、朝食も途中で食べることとし戸隠キャンプ場を後にする。

4日間天候は最高でこれ以上は無い条件下で山行が実行でき満足であった。


私を含め高齢者ばかりの3日連続山行であったが、何処も何の問題も無くご協力に感謝します。
今までは20Kg近い重いザックを背負い3000m級高山の縦走を楽しんできたが、そろそろ体力の限界でしょう。これからは今回のようなベースになるキャンプ地を基にしたサブザックで行ける山行を検討したいと思っている。

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