会の概要

 =2014年7月末現在=

                                                    我孫子山の会

    会の紹介    会の山行活動   会の運営


 会の紹介

 私たちの「我孫子山の会」は、我孫子市に生活の基盤を置く一般市民の「山好き」が中心となって1990年春に自主的に同好会として結成し、これを母体に1991年2月に山岳会として名を与え、正式に創立した組織です。現在、市外の会員も含めて、男女約60人余から成っています。会員の年齢は、30歳代から80歳代までと幅広く分布しており、年代を超えて活動しています。登山(山行)以外に、小さいながら社会組織としての「運営」にも、同等に力を注いでいます。

 「(本会は)会員の山を深く探求する姿勢および精神を涵養すること、そしてすべての会員は同等の権利を持ち、友愛を高め合い、個人として最大限尊重される--」(本会会則前文)

 私たちは「山が半分、人が半分」とのモットーのもと、山行も会の運営もともに等しく大事にしながら山の会として活動を続けています。山岳会である以上は山行が主要な活動内容となりますが、山行はおのずから集団(団体)で行う形態をとりますので、集団内、メンバー間のよい関係がまず基盤になければならないとの認識に立っているからです。事情で山行ができなくなったメンバーも会員としてとどまることができ、また可能な範囲の活動に参加でき、会員として尊重されます。

会員の権利・資格
 すべての会員は同等の権利を持ちます。すべての会員に、会が計画する山行(会山行)や行事には原則としてどれにも参加する資格があります(未経験者の雪山への参加を除く)。また会の行事・活動に関する情報はすべての会員に同等に伝達されなければならないと定めています。
 特定の事情で山行・運営活動に参加できなくなった場合は、準会員を選択することができます。退会は自由です。

 本会はオープンで、会員の募集を広報を通じて行っているほか、ポスターの掲示やホームページによる募集なども行っています。55歳を一応の入会資格としていますが、近年、経験者については年齢的な入会条件を緩和しています。
                           
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 会の山行活動

山行の特徴と意味づけ
 本会における山行の特徴は、①集団山行、②四季を通じた山行、③テントによる宿泊山行、④高みへの志向、という4つの点です。
 本会の年間計画で設定する山行の数は、日帰り山行宿泊山行が各月にそれぞれ2~4個配置され、合計60個前後(実施山行数は40個くらい)です。なお、会が会員のために主催する山行は「会山行」と称し、個人の自主性で行う山行(個人山行)と区別しています。

①集団山行
 集団で行う山行には、単独での山行では得られない、よい点があります。「単独」(単独登山、単独行)に意味がないわけではありませんが、本会は山仲間どうしの交わりを是とし、集団の楽しさを大切にしています。そのほか、とくに厳冬期のアルプス級の山を対象とする山行は、技術的、物量的に集団でないと困難な部分が少なくなく、「要素」としてのパートナーが必要となります。

②四季を通じた山行―「山岳会」としての立場から
 山には、それぞれの季節や山域、個々の山ごとのよさがあります。それぞれの特徴を求めて山行計画をかたよりなく配置するとともに、初春の高尾山から1月の北岳・槍ヶ岳まで、グレードのうえでも幅広く山行対象を設けています。山行の多彩なメニューを保証するのも、山岳会としての資格における重要な責務だと考えています。

③山行形態― 常態としてのテント山行
 本会は、会創設以来、宿泊山行は基本的にテントを持ち上げて、「テント山行」として行ってきました。テントという空間の中での仲間の団らんや食事は、なにものにも代えがたいものがあります。
 夏や秋の山小屋は込みますし、山小屋が閉まった冬場の高い山には、テントが背負えるグループだけが山に入ることができます。また「バックパッキング」の考え方とも通底する「自然とのじかの接触」にも意味を見いだしています。それに、山は基本的に自力救済ですし、いざというときの安全の確保上でも大きな威力を発揮します。テントには、体力を見るバロメーター的な役割もあります。ただ、本会も年齢層の上昇とともに、適当な数の小屋泊の導入など、柔軟な対応が求められるようになりつつはあります。

④高みへの志向
 山は標高や季節、あるいは登り方や登路のとり方によって、絶対的な危険率は高まります。とくに厳冬期の山行や、バリエーションルートといわれる行路の登攀がそうです。一方、山は高くなるほど、また、厳しい自然条件・状況になるほど、山行の満足感は大きくなります。登山の魅力としての非日常性の体験は高い山でなければできませんが、これは危険度と背中合わせというところを含んでいます。しかし、準備に準備を重ねたうえで、私たちはそのような山をも目ざします。山人(やまびと)で成る山岳会としての経験的な、人間的な「奥行き」は、そのような志向性なしには深めえないのではないかと考えています。
 しかし、同時に、高みを目ざすには、山行の技術的・経験的・知識的ないっそうの基盤が必要ですから、このような認識に立って、机上講習実践訓練とそのための山行を配置しています。私たちの山岳会の現在の地平は、会の外部にはいっさい依存しないで、独自に試行錯誤を重ねて切り開いてきたというのが、私たちの自負するところです。

山行へ参加する場合の考え方・姿勢
 登山が危険を含む行為であることは、言うまでもありません。本会では、山行に関して「山行はすべて会員個人の責任において行うものとする。」(会則第9条8項)と、「山行自己責任」という立場を明らかにしています。山行中に生じた不測の事態に対して、「会」、当事者以外の「会員」は原則的に責任を負いません。自分が選択した行為に関しては、自分が責任をもち、他人に責任を及ぼさせないということです。
 登山に参加するに当たっては、山行の種類にかなった「山岳関連保険」に入る決まりとなっています(現在、大多数の会員が日本山岳救助機構合同会社jROに加入しており、保険料は会費とは別の個人負担)。また、いわゆる山岳遭難事故が発生した場合には、本会の「遭難対策規程」「遭難対策活動実施要綱」に従って会として行動をとります。
                          
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 会の運営

 本会では、会の健全・平和な運営は山行を円滑に行う前提だとの認識に立って、山行と同等に運営を重視しています。
 会活動の内容に合わせて、会長・副会長のほか、会務、会報、山行企画、財政管理(会計)、装備管理、山岳関連保険、遭難対策、育成、広報、およびホームページ(HP)の各係(複数人)を置いています。ほとんどの会員がどれかの役を担い、全員参加型の運営を目ざしています。会長・副会長を含めていずれの係の者も特別な権限はもたず、話し合いを通じて会のそれぞれのあり方を決める、民主的な運営に努めています。

①集会
 会は、年度の初め(2月の第1日曜日)の総会と、毎月の定例集会(これを「例会」と称します)を行っています。係の決定や会則事項は総会で取り決めますが、その他の会の中の必要・共通の事項に関しては、原則的に各月の第1土曜日の午後6時半から9時まで(会場は主にあびこ市民プラザ第1会議室)の例会で協議し合い、決めます。集会では、全員が発言・動議をすることができます。そのほか、例会を能率よく進めるために、例会の前週に各係が集まり水曜会を行って、あらかじめ例会での議事内容の整理や方向性の確認を行っています。

②会運営の費用
 会の運営費用は、会員の納入する会費をもって充てています。会費は、年度の頭初に支払います(年会費は6000円;途中入会の場合は月数で按分、入会時には入金会1000円)。
 例会の会場費、会の共同装備費、会報作製費など、会の共同の運営にかかわる経費はすべて会の運営費用から支払われます。
 なお、遭難対策基金として50万円を維持していくこととなっています(現在、維持中)。

③山行以外の催し事
 通例の山行以外に、山菜てんぷら山行、芋煮山行(芋煮会)、忘年山行や、忘年会お花見などのお楽しみの催しを行っています。
 また、例会後は2時間程度、懇親会を行っています。

④会報の発行

 毎月、40ページ程度の会報『ともしび』を発行しています。山行の模様を記録した「山行報告」、山行の案内である「山行計画」、例会で話し合われたことなどが主な記事の内容です。会報の担当を中心とし、みんなが協力して作っています。   
                           
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